« 太陽の塔 | トップページ | 「ひつまぶし」? いえ、「うな釜」です。 »

2012/03/05

鉄道の乗りつぶしとは、こういうものなのです。

岐阜県の実家で過ごした土曜日、ふと思い立って、実家の車を借りて、愛知県の瀬戸市へ向かう。目的は名鉄瀬戸線である。

名鉄瀬戸線は、名古屋の中心部、栄町と、尾張瀬戸を結ぶ路線である。ここはすでに高校時代に全線を通しで乗車済みになっているが、その後2001年に、終点の尾張瀬戸駅が市街地近くに移転し、路線が100mばかり延長された。

F1000233風景がそれほど変わるわけでもなく、たかが100mほどの延長などどうでもいいように思えるが、鉄道全線の乗車を目指す人間にしてみれば、データ上は0.1kmだけ乗り残した形になるわけで、非常におさまりが悪い。わざわざ片道20km車を飛ばして、たった2分間、次の瀬戸市役所前駅まで電車に乗り、歩いて駐車場まで引き返し、また20kmの道のりを車で帰る。

翌日の日曜日、昼頃に実家を出発して、中部国際空港へ向かう。空港へはJR中央本線と名鉄特急を乗り継げば1時間半ほどなのだが、未乗路線の乗りつぶしのため、あえて遠回りして空港へ向かう。

高蔵寺駅から愛知環状鉄道にF1000242_2乗り、八草駅で下車。ここは、2005年に愛知万博が開かれた際の最寄駅であり、万博期間中に限り「万博八草」と名乗っていた。ここから、万博めがけて整備された「リニモ」に乗車する。無人運転の新交通システムである。
「愛・地球博」の会場跡は、万博記念公園として整備されている。先日通った大阪万博の会場跡地と同様である。ただし、当然だがこちらにはあのヘンテコな塔は立っていない。万博記念公園駅の前に整備された広い駐車場には、そこそこの台数の車が止まっている。公園の中がどのようになっているかはわからないが、家族連れの姿も多く見え、次の公園西駅の手前では、万博以来の大観覧車が当時と変わらずゆっくりと回っている姿が見えた。

終点の藤が丘駅は、名古屋市営地下鉄との接続駅である。名古屋市営地下鉄も、高校時代に全路線に乗っていたのだが、私が北海道に住むようになって以降、にょきにょきと路線が延長され、環状線まで整備されている。東京にも大江戸線という環状線があるが、あちらはオタマジャクシ型の運行形態となっており、完全環状線の形態としては日本の地下鉄唯一である。私はそのほかの新規路線も含め、環状線を4分の3周しながら約2時間かけて名古屋市営地下鉄を制覇し、中部国際空港へ向かった。

地下鉄など意味もなく乗って何が楽しい、とよく聞かれるが、別に何が楽しいというわけではない。ただ「乗った」という事実、これがあれば十分である。要は自己満足以外の何者でもない。ともかくこの4日間で、私が乗ったことのある鉄道路線の総延長は143.5km増え、23,391.3kmとなった。これは日本の鉄道全線の85.2%に相当する。

|

« 太陽の塔 | トップページ | 「ひつまぶし」? いえ、「うな釜」です。 »

鉄道の旅人」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鉄道の乗りつぶしとは、こういうものなのです。:

« 太陽の塔 | トップページ | 「ひつまぶし」? いえ、「うな釜」です。 »