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2012/04/11

春よ、来い。

4月も10日を過ぎ、札幌市内の雪はあらかたなくなり、わずかに路肩の日陰に汚れた雪が積み上がるばかりになっている。ここしばらくは日中の温度も高く、春の足音が聞こえてくるようである。

札幌市内の積雪は、全般的に平年より少なめだったようで、言われてみれば今年は確かに除雪で楽をしたような気がする。
けれども、一方では、全国ニュースになった岩見沢市や石狩地方北部のように、記録的豪雪となった地域もある。私は札幌に来る前、岩見沢に6年ほど住んでいたことがあるが、市内バスが数日にわたって全面運休したり、除雪に自衛隊が駆り出されたなどということはただの一度もなかった。
ちなみに、岩見沢市の積雪深は、昨日、ようやく1mを切っている。札幌から車でわずか1時間のところとは思えない差である。

Img_0024昨日仕事で訪問した当別町。ここも札幌から車で30分ほどであるが、道路こそほぼ完全に乾いているものの、その横に広がる畑は未だに白い布団を敷きつめたような状態である。それもまっさらでなく、1シーズン使って汗を吸いこんだように、ところどころがうっすらと黒い。
これは畑にまかれた融雪材のせいである。道路に撒かれる塩化カルシウムではなく、こちらはカーボンブラックを原料としたものが多く、太陽熱を吸収させて融雪を促進する。真っ白だった畑が、遠目にうっすらとグレーになると、農家の皆さんの1年が本格的にスタートする。そして、グレーの雪の下から土が姿を現し、やがて土の香りとともに水蒸気が畑から一斉に立ちのぼるようになると、北海道は本格的に遅い春を迎える。

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