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2012/05/26

乗り鉄のプライド。

従妹の結婚式のために、嫁が東京へ出掛けた。帰宅は日曜日である。
普段ならこのような時、すぐ近所に住んでいる義父母に子供の世話を託すのだが、姪の結婚式だから当然不在である。そんなわけで今日(金曜日)は有休をとり、家事と子供の世話で一日を過ごした。

さて、単独で旅行に出る機会の滅多にない嫁は、この機会に一日余裕をとって鎌倉へ行ってみたいと言っていた。予定通りならば、今日、彼女は江ノ電に揺られて鎌倉に日帰り旅行に出掛けているはずである。

非常に羨ましい。

鎌倉の大仏だとか、極楽寺とか、そういうところに行けることが、ではない。

嫁は、もうひとりの従妹が住んでいる桜新町に泊めてもらうことになっている。ここから鎌倉へ向かう方法はいろいろあるが、私は、「せっかくだから江ノ電に乗ったらどう?」と、中央林間・藤沢経由のルートを勧めておいた。嫁も乗り気であった。

ところが、勧めるだけ勧めておいて、私はふと思った。
2年ほど前に三浦半島方面を乗り歩いた際、JR横須賀線や京急線、横浜新都市交通などは乗車済みだが、私はまだ江ノ電に乗ったことがない。
私の嫁は鉄道には全く興味を示さない人で、乗換の伴う鉄道での移動と言うだけで「ウェー」というタイプの人である。その人が、私がまだ未乗の江ノ電に乗っているかもしれない。そして帰ってきて、「いやぁ江ノ電よかったわ~」などと言うかもしれない。乗り鉄人生25年の私としては、片思いの女性を友人にかすめ取られたような、ややショッキングな事態である。

素直に渋谷経由、湘南新宿ラインで行きなさい、と言っておけばよかった、と私は少し後悔した。
けれども、よく考えれば、独身時代から海外旅行が好きだった嫁より、私の方が、仕事とはいえ、行った国の数は圧倒的に多いのだから、まあおあいこということで、自分自身を納得させることにする。

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