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2012/05/04

バンコク雑記帳

1. 怪しい日本語を操る土産物売り

東南アジアで観光地などに出掛けていくと、土産物売りがどこからともなくわらわらと現れる姿をよく目にする。特に中途半端に金を持っていて免疫の弱い日本人は格好のターゲットらしく、怪しげな日本語を操りながら土産物を売りつけようとする。

昨年の洪水で話題になったアユタヤ地区の工業団地視察の帰りに立ち寄った某観光地。
車を降りてほんの少し歩くと、たちまち10数人の土産物売りが現れる。手には象の置物やら絵葉書やらを握りしめ、「ヤスイヨヤスイヨ」と熱心にまとわりついてくる。「後で! 後で!」と邪険に追い払うと、「アトデネ!アトデヨ!」と言いながらさらに追尾、挙句の果てには誰に教わったか「アトデヨ!キムラタクヤ!」という声が背中に飛んでくる。

当然のことながら彼らは帰り道でも待ち受けており、再び「アトデ、アトデ」と連呼しながら黒い象の置物を私たちの体に押し付けてくる。「いや、いらないよ」などと手で払おうものなら、「ウソツキ!」と絶叫される。ひとたび値切ればあっさり値段は3分の1くらいまで落ちたりするようだが、断りきれないお人好しの同行者は、最後までおやじ狩りのように群がられ、置物数個と絵葉書数セットをご購入あそばされたようである。

2. パッポン・ストリートのナイトマーケット

私たちが今回泊まったホテルは、バンコクのほぼ中心部に位置するサイロム地区にあるホテルである。近くには日本語の看板が怪しく光るネオン街などもある。
ホテルから5~6分ほど歩いたところに、「パッポン・ストリート」という通りがある。昼間は普通の商店街らしいが、夕方ごろから露店が立ちはじめ、夜になると不夜城の様相を呈するという。
某日、取引先を交えた夕食会が終わった後、23時ごろに通りを歩いてみると、煌々と明かりをつけた露店が、通りにこれでもかとびっしり並び、にぎやかだ。陽気な生演奏の響くパブなどもあり、観光客だけでなく地元の客の憩いの場にもなっている、エネルギッシュな界隈だ。
20120425115売っているものも様々だが、ある意味名物とも言える「偽ブランド品」の時計やアクセサリー、バッグ類や、おそらく著作権など全く無視であろう衣料品などが目に付く。中には大人の玩具を扱っているところもあって、思わず立ち止まると、「イイDVDアルヨ。モロミエネ」などと声を掛けられたりする。さすがに買いはしなかったが、プラプラ歩くだけで楽しい気持ちになる。偽ブランドも著作権無視も、他国の技術をあたかも自国のもののように言い張る某大国よりは余程可愛げがあるように見えるのは、ひいき目だろうか。

3. そのアニメは日本では流行っていません

日本のアニメが大人気なのは世界各国共通。「ポケモン」「ドラえもん」「ワンピース」あたりはどこへ行っても人気があり、ベルギーやノルウェーにも「ピカチュウ」の名は轟いている。
これはタイでも同様の傾向なのだが、そのほかに、どういうわけか、20120425099_3このアニメが大流行しているらしく、至るところでグッズが販売されている。今となっては日本でもまずお見かけしない。そこだけ時代が30年逆戻りしたかのような錯覚を受けるのは、日本人ならば誰しも同じなのではないだろうか。

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