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2012/07/08

【ちょうど1年前の旅 (1)】「サンライズ出雲」始末記

ネタ切れにつき、過去ネタを。

ちょうど1年前の今、私は、東京発出雲市行き寝台特急「サンライズ出雲」のB個室寝台「シングル」で、爆睡しながら西へと運ばれていた。
目的は中国・四国・九州エリアの未乗路線の乗りつぶしである。

P7085763東海道を下る唯一の寝台特急は14両編成。前寄り7両が高松行き「サンライズ瀬戸」、後ろ寄り7両が出雲市行き「サンライズ出雲」である。第一目的地が鳥取県の米子である私は、最後尾の14号車11番のB個室寝台「シングル」の寝台券を用意してある。
「サンライズ」には多様なタイプの個室があるが、「シングル」はランクで言うと「下の上」、B寝台の上級グレード個室である。

P7075758この「シングル」にも、2階建ての2階個室、1階個室、さらに車端部の平屋個室と3種類がある。私の乗った14号車11番は、列車の最後尾も最後尾の平屋個室である。
2階・1階の個室と比べて天井が高いことと、行き止まりなので隠れ家的な雰囲気なのが魅力であるが、車端部なので揺れが大きいのと、すぐ隣が車掌室なので神経質な人には少々不向きかも知れない。
車内改札に来た車掌さん曰く、
「この部屋が埋まっているのはめったに見ませんね。稀にマニアの方が選んでここをお取りになるようですが。」

さて、途中駅の停車にも気付かないほど熟睡し、放送で目を覚ますと、5時20分。おはよう放送は6時過ぎ、岡山到着前と、昨日案内していたはずだが、と首をかしげると、

「今朝、関ヶ原付近でと衝突したため、現在45分ほど遅れて運転しております

と放送。米子での乗り継ぎ時間は25分。この手の遅れが回復することは稀である。このままでは後のスケジュールがガタガタになる。

P7085770すると、車内放送で、
「山陰・四国方面へ急ぐ乗客には、6時05分頃到着予定の姫路から岡山まで、新幹線での振り替え輸送を行う。という。姫路始発の『こだま』から、岡山で出雲市行き特急『やくも1号』に乗り継ぎできる。」
という主旨の案内が告げられる。これならば、米子着は9時15分と、「サンライズ出雲」の所定より10分遅れるだけで、乗り継ぐ予定の列車にはゆうゆう間に合う。

寝台料金がもったいないが、分刻みのスケジュールをいまさらいじるのもわずらわしく、即座に姫路下車を決断。700系16両編成にたぶん100人以下しか乗客のいない「こだま729号」から「やくも1号」に乗り継ぎ、まずは未乗だった伯備線を制覇する。

P7085765せっかくの個室寝台を最後まで使えなかったのは残念だが、このおかげで、乗った列車のバリエーションが増え、おまけに、普段めったにお目にかかることのない「業務連絡書」を、振り替え輸送の乗車券代用として姫路と岡山で2枚受け取り、記念品として手元に残った。

これはこれでなんだか得した気分である。

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