« 【ちょうど1年前の旅 (4)】関門海峡を歩いて渡る | トップページ | 【ちょうど1年前の旅 (6)】熊本・鹿児島の電車乗り歩き »

2012/07/12

【ちょうど1年前の旅 (5)】個性派ぞろいのJR九州特急

P7095933関門トンネルを徒歩で抜けた後、門司港から普通電車で八幡へ移動し、皿倉山への帆柱ケーブルを往復。普通電車で折尾へ向かい、名物駅弁「かしわめし」を買って、「かもめ型」電車で運転される後続の特急「ソニック34号」に乗り継いだ。
9年前に夫婦で九州を旅した際、嫁も絶賛した電車は、ドイツのICEにどことなく似た、丸みのある愛嬌ある顔つきである。車内は普通車に至るまですべて革張りシートなのだが、経年のせいか多少劣化しているのが気にかかる。

P7095941 P7095943
博多からは開業したばかりの九州新幹線で南九州を目指す。列車を1本落とし、あえて各駅停車の「つばめ353号」に乗ったのは、九州新幹線オリジナルの800系電車に乗るためである。JR九州らしい、木をふんだんに利用した車内は、2列座席が並び、ゆったりとしているが、7分前に速達列車の「さくら」が出たばかりということもあり、空席ばかりが目立つ。

肝心の景色はというと、やたらトンネルが多く、景色を見る暇もない。博多南駅と新幹線の車両基地を確認するとすぐトンネル。それを抜けると高架橋の壁。退屈だからわたしのあくびの数ばかりが増え、筑後船小屋の手前でとうとうギブアップ。
新玉名を出て目が覚めたものの、トンネルと高架の繰り返しで、16時39分熊本着。速いのは認めるが、ここまで退屈とは思わなかった。

P7105982 P7105983
この日は熊本近郊の私鉄を乗り歩いた後、駅近くのビジネスホテルに泊まり、翌10日、6時07分発の「つばめ323号」で鹿児島中央へ。今度はN700系電車である。東海道・山陽新幹線の白に対して、こちらは水色ベースのカラーで、また印象が違う。
本来なら指定席となる2列シートの4・5号車が、早朝の区間列車ということもあって自由席になっており、こちらに乗車するが、これまた残念ながら乗客はごくわずかである。おまけに、熊本までの区間以上にトンネルが多く、今度も新水俣を過ぎたところでダウン。鹿児島中央まで寝たまま運ばれる。

P7106012 P7106016
鹿児島市電を乗り歩いて鹿児島駅へ移動し、普通電車で宮崎へ。宮崎空港へ回り、「つばめ型」車両、787系が投入された特急「にちりん14号」で大分へ向かう。
3時間を超える長距離乗車なので、3席だけの「DXグリーン」を利用。元は6人用の個室だったところを改造してあり、さすがにゆったり。他に客はなく、ビジネスクラスよろしく大きくリクライニングする座席で熟睡する。車掌が検札の時に、
高かったでしょう?このチケット
と言っていたが、車掌に同情されるほど利用率が悪いのならば、再改造も時間の問題と見た。

P7106017 P7106018
大分では3分の接続で博多行き「ソニック40号」に乗り継ぎ。濃いめの青色にリニューアルされた883系電車の車内には、ミッキーマウスの耳のような枕のついた座席が並ぶ。かつては多彩に塗り分けられてキャピキャピのイメージだったが、リニューアルでかなり大人しめの色合いに変更されている。私は別府にある「ラクテンチケーブル」を目指すため、わずか11分の別府で下車した。

この他にもJR九州の送り出す特急列車は非常に個性的でバラエティに富んでいる。以前に紹介した「たま電車」などの和歌山電鐵と同じく、水戸岡鋭治氏のデザインによるものであるが、鉄道ファンならずとも一度は乗ってみたい電車のオンパレードではないか。

|

« 【ちょうど1年前の旅 (4)】関門海峡を歩いて渡る | トップページ | 【ちょうど1年前の旅 (6)】熊本・鹿児島の電車乗り歩き »

鉄道の旅人」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【ちょうど1年前の旅 (5)】個性派ぞろいのJR九州特急:

« 【ちょうど1年前の旅 (4)】関門海峡を歩いて渡る | トップページ | 【ちょうど1年前の旅 (6)】熊本・鹿児島の電車乗り歩き »