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2012/09/17

18きっぷの残り滓(1) ポンコツも悪くない

鉄旅ネタが続くが、ご容赦のほどを(笑)。

Dscn1144釧路から先へ乗り継ぐとなると、方向は2つ。ひとつはそのまま根室本線を東へ辿って根室へ。もうひとつは釧網本線で網走方面へ。
根室本線は、沿線出身の漫画家、モンキー・パンチにちなんだ「ルパン列車」が走っていて、グラマーな峰不二子に心惹かれるが、私は釧網本線を辿る。

Dscn1145釧網本線に乗るのも、1991年の冬以来21年ぶりである。あの時は午前中の列車で、斜里の手前でオホーツク海を押し寄せる流氷を見た。
今回は夜で景色は見えない。転換シートが並ぶ車両は、かつての宗谷本線急行「礼文」からのお下がり。30人ほどの乗客は、途中駅で少しずつ減っていく。

Dscn1152釧路から2時間23分で知床斜里着。小さな町だが、知床観光の玄関口だけあって、駅舎は小さくも小奇麗で、駅前に大きなホテルもある。
駅近の蕎麦屋で夕食を取り、歩いて5分ほどの「グリーン温泉」へ。汗を流して、モール温泉のねっとりとした湯に浸かり、ゆっくりと体を温める。

Dscn1154空席を確保できた夜行バスは、知床と札幌を結ぶ「イーグルライナー」。知床斜里駅前のバスターミナルから乗車できる。知床方面からの10名ほどの乗客に加え、ここからの乗客を8名ほど、さらに途中の小清水で2名を加え、一路札幌を目指す。3列シートのリクライニングシートでも爆睡できるほど、体は疲れていた。

Dscn1160斜里から6時間半。5時50分に札幌駅前バスターミナルへ到着。このまま自宅へ戻ってもよいのだが、18きっぷは1日分余っており、使わないのも癪である。札幌駅地下街の店はまだ開店前なので、朝食を取るため新千歳空港へ。希少価値のあるアルミボディの735系電車に乗るが、乗ってしまえば変哲のない通勤電車である。

F1000005空港で朝食をとった後、苫小牧へ移動。糸井までたった2駅の間を往復する普通列車で時間をつぶす。
国鉄メイクにお色直しした、ベテラン711系電車は、いまどき非冷房で、「ポンコツ」と一般客からの評判は散々だが、今どき窓を全開にして外の空気を取り込める電車は、ある意味で貴重な存在である。

この旅、あと1回続く。

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コメント

(^_^)/おはよーございます
連続コメですみません
おわぁ!まだ続いていたのか(@_@。
先のコメントでの”お疲れ様”は、まだ続いていたのか、という
感動で、またやってまいりました(笑)
次回の、旅話楽しみにしています o(_ _)oペコッ

投稿: tutatyan | 2012/09/17 08:44

楽しく拝見しております。
私も関連した記事を書いてみましたので遊びにいらしてください。

投稿: 藤按 | 2012/09/18 08:26

>tutatyanさん
いつもありがとうございます。連続コメ大歓迎です(笑)

申し訳ありませんがまだ続いておりました。次回でとりあえず一区切りです。
やっぱりきっぷでもご飯でも、残すのはよくないと躾けられてきたものですから、体力と時間の続く限りやってしまうのです(笑)
次回分も、ご笑納いただければ幸いであります。

投稿: いかさま | 2012/09/19 00:28

>藤按さん
いつもご愛読いただいているとのこと、ありがとうございます。
また、ブログ内でまでご紹介いただいてありがとうございます。

滝川の松尾は、仕事の関係で岩見沢に住んでいた頃、ちょこちょこ利用しました。味付けジンギスカンもいろいろありますけれど、安心感がありますよね。最近は札幌の日生ビルにもテナントで入っていますので、よく使っています。

ところで、「二つ折りの板」の話は興味深いですね。
お父さんの自製ですか? なんだか愛情が伝わって来る、暖かいお話ですね。

投稿: いかさま | 2012/09/19 00:32

私のブログも読んでいただきありがとうございます。
二つ折りの板ですが、父の作です。
これは私の姉が高校の修学旅行の時にも持っていったものだそうです。
これを上手に使えば大人でも便利なようです。
昭和17年生まれの姉の時代は10泊以上の修学旅行だったそうです。
ちなみに私へのお土産はブリキで出来た電池で動くレールツキの貨物列車でした。
良くこんなかさばるもの買ってきたものです。

投稿: 藤按 | 2012/09/19 07:14

>藤按さん
そうなのですね。まだ今のように列車の座席事情もよくなく、修学旅行ともなればそうとうの詰め込み輸送で大変だった時代でしょうか。きっと荷物と一緒に持って行くのも大変だったでしょうね。そしてお土産の列車のおもちゃも(笑)

投稿: いかさま | 2012/09/21 00:30

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