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2012/11/24

いかさまマイカー列伝【前史】

先週日曜日の納車からおよそ1週間。通勤に車を使わないため、この1週間は運転しているより洗車に費やしている時間の方がどうかすると長いような状況である。

本来ならば今度買う車には、手入れの手間を省くためにディーラーでコーティング処理をしてもらおうと思っていたのだが、緊縮予算の中、そこまで手が回らず断念。自前で処理することになった。
けれども納車当日はしんしんと。結局、昨日、ちらちら舞う雪の合間を縫ってコーティングを実行した。これを逃せば次にいつ好天が訪れるかはわからないから、出来る時にやっておくしかない。

ボディーにかけた水が即座にシャーベット状になるような天候下での作業で、自己処理したコーティングの出来栄えがどの程度か気になるところではある。幸い、つやつやしたボディが今朝の朝日に映え、嫁にはかなり評判が良かった。坊主は青い空を見上げて、
「お父さん、こんなにいい天気なんだから、今日やればよかったのに。」
とのたまったが、それは結果論である。


ところで、私のマイカーは今回5代目である。はじめて自分専用の車を手にしたのが平成4年8月であるから、かれこれ20年で4台を乗り歩いてきたことになる。
4台の車との付き合いは短いもので約1年、長いもので11年半である。それぞれに印象的な出来事が付随しているので、思い出深い。

本来私自身は、これまで再三述べたように無類の鉄道好きである。駅までバスで15分、そのバスも1時間に1本しかないような中途半端な田舎に住んでいたにもかかわらず、鉄道を無上の乗り物として崇め、車に対してほとんど頓着していなかった。それどころか免許など要らないと、一時は本気で考えていたほどである。

けれども実際問題として、昨今の街づくりは車のない人間に対しては酷な状況になっている。将来的に会社に入っても、即戦力の営業マンとしてはまず運転免許が要求される。地方勤務になればなおのことである。

そこで私は大学1年の終わる2月、冬の塾講師のバイトで得た給料をほぼ全額投資して自動車学校に入校し、約1か月で運転免許を取得した。
免許を取れば車を運転したくなる。友人の車のハンドルを握らせてもらう。楽しい。運転すれば車が欲しくなる。塾のバイトも車があれば便利だ。行動半径が広がれば自分の糧にもなるだろう。

私は両親に恐る恐るお伺いを立ててみた。
欲しいからといって車がポンと買えるほど私はお金を持っているわけではない。何より学生の分際で贅沢だということは十分理解しているから、こちらも強く出るわけにいかない。金がない状況は実家の両親も同じである。
案の定両親はいい顔をしなかったが、私は必死で食い下がった。その結果、実家で父が通勤用に使っていた軽自動車を譲り受けることになった。

「最初なんだからこのくらいの車で十分だ。どうせへたくそなんだし。」
私はその「へたくそ」という言い草が非常に気に食わなかったが、細かいことにこだわっても仕方がない。その車はお世辞にも立派とは言いかねたが、それでも車がないよりあるに越したことはなかった。
私はその車とともに、大学2年の夏、岐阜から敦賀へと走り、そこから新日本海フェリーで北海道に上陸することになった。


私が自分の「へたくそ」を実感する出来事が起こるまでに、それから1か月とかからなかった

つづく。

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コメント

うちも自分でやりましたガラス系コーティング(笑)
ネットで探して、探して コレだっと思えるもの

青空駐車なので、あんまり意味はなかったような 

投稿: buzzっち | 2012/11/25 10:00

>buzzっちさん
いつもありがとうございます。
うちは「ブリス」を試しにやってみました。お試し用の小さいボトルで始めましたが、いい感じに仕上がったら、大きい「ブリスX」でも施工してやろうかと思っています。

水の凍結が悪い影響を与えないことを祈るばかりです(笑)

投稿: いかさま | 2012/11/25 23:27

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