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2013/03/17

周遊券の記憶【2】ワイド周遊券2題

ミニ周遊券と並んで、レディメイド型周遊券の代表格だった「ワイド周遊券」。
私は、こちらの方も高校時代、数度利用した。

Arashi0631度目は高校2年の夏である。
部活仲間の同級生2人を誘って、私は北陸・南紀地方の乗りつぶしに出掛けた。
このとき利用したのが「北陸ワイド周遊券」である。特急列車街道の北陸本線では、自由周遊区間内で特急を利用できる「ワイド周遊券」の存在は非常にありがたい。逆に南紀方面は、ほとんどの区間で普通列車を利用する計画だったため、「青春18きっぷ」を併用した。なぜか手元にB券が残っていないのが残念ではある。

4泊4日の行程のうち、2泊は夜行列車という、いかにも若者らしい行程であった。初日に名古屋から白馬まで利用した臨時急行「くろよん」、4泊目に天王寺から新宮まで利用した夜行普通列車921M。いずれも急行型のボックスシート車で、私たちは3人互い違いに座って向かいの座席に足を投げ出し、仮眠を取った。
鉄道ファンでもなんでもなかった彼らがなぜこの旅に同行してくれたのかは今でもだが、ともかく、彼らとの付き合いは細々ではあるけれど続いている。

Kyuushuu1 Kyuushuu2
2度目は翌年の春休みである。
今度はひとりで九州へ約2週間の旅に出た。前回にも触れたサークルの集まりが東京であったのと、九州へ行くためには寝台特急、それも始発駅の東京から利用したいという願いから、名古屋発の「東京ミニ周遊券」と「九州ワイド周遊券」を併用するという、ある意味贅沢な行程だった。
「九州ワイド周遊券」のA券にハサミが入っておらず、ほぼまっさらに近い状態なのはそのためである。それに対して、B券には無数の途中下車印が押されている。決してきれいではないが、2週間にわたる旅の痕跡がしっかり残っている。
このとき乗った寝台特急「はやぶさ」の、全盛期最後の姿は以前のブログにも書いたが、私の中に鮮烈な印象を残した。旅自体の記録は、いずれご紹介したいと思う。

この周遊券は、自宅最寄りのJR瑞浪駅で購入した常備券だが、きっぷの左上の通し番号が「0001」番。たまたま印刷されたばかりだったからなのか、「九州ワイド周遊券」など購入する客がいないほど場末の駅だったからなのかは定かではないが、貴重なことは間違いない。

3度目は高校を卒業してからの「北海道ワイド周遊券」であるが、これは次回の話ともやや関連するので、後日。

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コメント

九州ワイド周遊には、特急なは往復乗車で行きました。レガートシートが貸し切りで贅沢だと思ってたら博多あたりから込み合ってきて。しかし当時の終点駅までが長く。
懐かしい。ちなみに同世代です。ツイッターからきました。

投稿: サンライズ | 2013/03/20 16:55

>サンライズさん
コメントありがとうございます。
僕はこの九州旅行の帰路に「なは」のレガートシートを利用しました。安く上げようと考えたのですが、熊本-三ノ宮の長距離はやはり疲れが残りますね。確かに短距離利用者が多かったような気がします。

投稿: いかさま | 2013/03/21 00:43

下車印ペタペタの周遊券は、想い出になりますよねー。この前「下車印ください」って言って、えって顔された時がありました。下車印ではJR東とかがイイですね。西はdate印みたいなので。

投稿: キハ58 | 2013/04/06 23:35

>キハ58さん
コメントありがとうございます。
下車印で切符を汚すのを好まない方もいらっしゃるようですが、私としては下車印の1個1個が旅の記憶となって残ります。写真はなくても、当時の駅の情景なんかをよく思い出すことができますね。

投稿: いかさま | 2013/04/07 23:50

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