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2013/06/16

関東1都6県乗り歩き【3】Because it is there.(その2)

さて、高尾山に続いては、東京都内のもうひとつの著名登山スポット、御岳山
私などは「御岳山」と見ると、子供の頃毎日眺め、小学生時代には毎年夏に登っていた、岐阜・長野の県境にそびえる標高3,067mの山を思い出す。あちらは正式には「御嶽山」と書き、読みは「おんたけさん」だが、こちらは標高929m、読みも「みたけさん」である。

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その御岳山へのアクセスである御岳山ケーブルへは、小ぶりながら神社のような風格の漂う青梅線御嶽駅から10分ほどバスに揺られる。山の名前は「御岳」だが、駅名は「御嶽」でややこしい。しかも駅前の交差点の看板は「御岳駅前」と表記されており、駅の所在地も青梅市御岳本町。けれども山上に鎮座する神社は武蔵御嶽神社である。パソコンの漢字変換も少し気を抜くと収拾がつかなくなる。

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行き違うバス同士が無線で連絡を取り合わないとすれ違うこともできないような細い道を登り、終点のケーブル下バス停に到着、270円を払って下車する。そこから坂道をさらに5分ほど登ると、ケーブルカー乗り場の滝本駅。ケーブルカーは発車してすぐに橋梁を渡るので、駅前広場から上空を走るケーブルカーを見上げることができる。これは珍しい。

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運賃は往復1,090円。全長1.1km。最急勾配は470‰(25度10分)で、直前に高尾山ケーブルを体験した身としては驚くほどのことはないが、高低差423m、平均斜度22度26分は関東一だという。車両自体の傾斜角が22度だというから、行程の大半は麓に向かってのめった状態で進むことになる。

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山頂の御岳山駅前からは、その上の大展望台(標高881m)に向けてリフトが出ている。下りのケーブルカーまではまだ時間があるので、往復180円を払って、所要時間わずか2分のリフトに乗る。大展望台からの景色はそれほどでもなかったが、下りのリフトから一望する山間の町の風景は、一見に値すると思う。

こうして私は、普段の旅行よりはいくらか一般人らしい景色を堪能し、その後の乗り歩きを楽しんだ。そこまで行って山頂を目指さなかったことについて、周囲の反応はいつも同様に冷ややかではあったが、仕方がない。私はジョージ・マロリーではないから、そこに山にあったからといって登るわけではない。ただ、山に電車があった。だから乗っただけのことである。

私が鉄道全線完乗に向けて乗らなければならないケーブルカーは、まだあと11本も残っている。

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コメント

こんばんは!
いつも面白いですね!
ここは近そうだし夏休みに行ってみようかななんて思っちゃいました。
知らず知らずに私も鉄道好きになったりして…

投稿: ミナゾウ | 2013/06/16 23:21

>ミナゾウさん
いつもありがとうございます。また、ご感想ありがとうございます。照れちゃいますね(笑)

東京都心からはやや離れていますが、自然に囲まれたいいハイキングポイントだと思います。お天気のいい日に、ぜひ出掛けてみてください。
もちろん、登山靴で(笑)。山上には小さな町もあるみたいで、楽しそうですよ。

投稿: いかさま | 2013/06/17 22:39

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