« お父さんになった日 | トップページ | 「乗りつぶし」と「乗り残し」【2】 »

2013/07/08

「乗りつぶし」と「乗り残し」

久々に鉄道の話。おまけに少々細かい話。

鉄道の乗りつぶしを最も効果的に進めていく方法は、地域あるいはブロックごとに分割して、ターゲットを確定させ、そのエリアを漏れなく乗り歩いていくことである。事実、ここ数回の乗りつぶし旅行では、そのように進めてきた。

所詮趣味の世界のことだから、乗りつぶしにルールはなく、実際にそれを目指す個々人の決めごとになる。この私なりのルールについては、いつかネタ切れの際にでもご紹介しようと思うのだが、とにかく、
「鉄道全線をを乗りつぶす(=『完乗』する)」
「自分なりのルールをつくる
「しっかりとデータを整理する
ということを早い段階から明確に決めておかないと、どうかと思うような区間を乗り残し、二度手間になるということが発生する。

私自身は鉄道全線の完乗を意識したのが高校1年生の時だが、それまでの実績も含めてデータの整理を完了させたのが2007年頃、明確なルール作りを行ったのも同じ時期である。この時期のギャップが、ひとつの乗り残しを招いた。

日本三景として名高い天橋立。アクセスとしては西舞鶴・福知山・豊岡からの北近畿タンゴ鉄道がある。私はこの路線に、1995年1月に西舞鶴→天橋立→豊岡、2006年12月に西舞鶴→宮津→福知山と乗車し、完乗を果たしている。

Kitakinkiところが、この天橋立に、もうひとつ鉄道要覧にも載っている鉄道路線が存在する。
府中-傘松間を結ぶ、天橋立鋼索鉄道がそれで、その名のとおりケーブルカーである。終点の傘松は、「股のぞき」で天橋立の全景を望むことで名高い傘松公園にあり、宮津湾を挟んで天橋立駅とは対岸にある。

1995年の旅の際は、天橋立駅から宮津湾に伸びる砂州を、早朝小雨の舞う中ひたすら歩いた。けれども、いつ訪れるともわからぬ終点に嫌気がさし、途中で引き返して帰ってきた。そんなところに乗るべき鉄道が存在することなど、まったく知らなかった頃である。

2006年の旅の際は、基礎データを整理している最中で、時刻表巻頭の索引地図だけを頼りに乗り歩く路線を決めていたため、天橋立鋼索鉄道の存在にまったく気づかなかった。未乗になっていた宮津-福知山間を乗車したことで、北近畿エリアの鉄道は全部片付いたと、私は勝手に思い込んでいた。旅に出る前の段階でデータ整理が完了していればと悔やまれたが後の祭りである。

天橋立鋼索鉄道の路線延長は0.4km。鉄道全線およそ27,000kmの0.002%にも満たない区間のために、もう一度北近畿地区へ出向かなければならない。気分が重い

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ  鉄道コム 

|

« お父さんになった日 | トップページ | 「乗りつぶし」と「乗り残し」【2】 »

鉄道の旅人」カテゴリの記事

コメント

気が重くなるついでに、重い三脚もっていって
股のぞきしている自分の姿を撮影してきて下さい
どう? テンション上がったでしょう(笑)

あっ 確かあの辺りの観光地には、お一人様用の
カメラ置き用意してくれてあったような 

投稿: buzzっち | 2013/07/08 05:47

>buzzっちさん
いつもありがとうございます。

大丈夫です。きっと旅立つ頃には、心も軽く、身も軽く、そして歩きに備えて荷物も軽く、となる予定です。

以前、購入1週間にしてミニ三脚を紛失して以来、デジカメで自画撮りするコツを心得ました。至難の業と思われますが、なんとか「股のぞき」も自画撮りしてみたいものです。

ポーズがまったく想像できませんが(笑)

投稿: いかさま | 2013/07/09 01:00

ふふ!私は山陰旅行の際に乗りましたよ
もちろん股のぞきの写真もあります。

投稿: 姉さん | 2013/07/09 04:53

>姉さんさん
いつもありがとうございます。

こういうところは鉄道ファンよりも、普通の旅行好きの方の方が先行しますよね。風光明媚なところが多いですから、対面できるのが楽しみではあります。

股のぞきは鉄道ファンであっても必修ですね(笑)。

投稿: いかさま | 2013/07/10 07:46

こんばんは!
息子さんの誕生のお話といい今回といい爆笑してしまいました!
%で表すとものすごく行きたく無くなりますね!
でも99.998%で終ることはできないのでは…などと思うと笑ってしまいます。
ものすごく切ないところがツボにはまる「いかさまトラベラー」です。

投稿: ミナゾウ | 2013/07/10 22:39

>ミナゾウさん
いつもありがとうございます。楽しんでいただきましてなによりです。

不思議なもので、乗る・乗らないという視点だけだと、乗理に行きたい、行かねばならないと思うのですが、数字にしてしまうと、なんとなく気持ちが萎えるということってあるものですね。これは往々にして実世界でもよくある話なのですが、なんでもかんでも数値化すればいいというものでもないのでしょうね(笑)

投稿: いかさま | 2013/07/11 01:16

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「乗りつぶし」と「乗り残し」:

« お父さんになった日 | トップページ | 「乗りつぶし」と「乗り残し」【2】 »