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2014/09/11

2008年欧州の旅【11】アムステルダムの闇

アムステルダムという街を歩いていて非常に驚くのは、市街地にやたら「博物館」を名乗る施設が多いことである。それも立派な施設を持った硬派なものではなく、アパートの一室のようなところに、珍妙な博物館がたくさんある。「猫の博物館」などというのはまだいい方で、「刺青博物館」だの「ハシシ・マリファナ博物館」だの、そんなものまで博物館になるのか、と驚く。

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その中のひとつ、「拷問博物館」に入ってみる。入場料を払って管内へ入ると、拷問椅子や三角木馬など、数十種類の拷問道具が、その詳しい使い方の説明書きとともに展示されている。詳しく説明されても困るのだが、とにかくそういうことになっている。

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続いては中央駅の近くにある「性風俗博物館」。3ユーロの入場料を払って中に入り、無造作に貼られたおびただしい数のモロ写真を拝観する。日本だったら表社会では完全にアウトの写真ばかりである。
くだらない仕掛けのある人形もたくさん展示されている。マリリン・モンローの蝋人形は、一定の時隔で下から風が吹き出してスカートがまくれ上がるようになっている。変態おじさんがコートの前をはだけながら前進してくる人形もある。こんな博物館が、日本で言えば東京駅八重洲口から徒歩3分くらいのところに堂々と存在していて、しかも若いお姉ちゃんがキャッキャ言いながら見物していたりする。

さて、夜。

Pa313799 5人で深夜の街中を散歩する。ほのかな明かりに照らされた運河沿いの道を歩いていると、急に小便がしたくなった。探せば有料の公衆便所もあるようなのだが、どうにも我慢できず、近くにあった「Coffee Shop」へ駆け込んだ。

オランダで「Coffee Shop」は、単にコーヒーを飲ませる店ではなく、大麻やマリファナなど、いわゆるソフトドラッグを提供する店なのである。オランダでは、覚せい剤・コカインなどのハードドラッグも含め、輸出入や生産・取引が禁止されているのだが、ソフトドラッグに限っては、どういうわけか「Coffee Shop」で容易に入手することができる。

それは予備知識として一応知ってはいたのだが、我慢できないものは仕方がない。店内に入ると、明らかにやばい香りが激しく鼻を突く。息を止めて便所に駆け込み、用を済ませてさっさと出てきたのだが、帰り際に店内を見回すと、若くてすらりとした美女がスーハーしている姿もちらほら見られる。日本ではこのような風景は、市街地でなど絶対に見られない。日本出発直前に加勢大周の逮捕劇に触れたばかりの私には衝撃的な光景であった。

続く。


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