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2015/09/15

2009年世界の旅【2】ボストンへの道

これまでの経過は ⇒こちら。


 かくして準備は整い、9月12日土曜日、出発の運びと相成る。第一目的地はアメリカ東海岸のボストン(Boston)。ここでまずは4週間の語学研修を受ける。


P9132671 新千歳空港12時30分発のJAL 514便で羽田へ飛び、高校時代の友人と軽く夕食をとったあと成田へ向かい、「ホテル日航成田」に一泊する。
 翌13日、成田11時30分発の日本航空(JAL)006便で、ニューヨーク(New York)へ12時間あまりのフライト。機内で放映されたNHKニュースは、経営悪化が深刻化しているJALと、デルタ航空の提携交渉の話題である。自社の経営危機を機内で放送しなければならないのもつらかろう。この4か月後、日本航空は会社更生法を申請することになる。


 サマータイム中のニューヨーク、ジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港に、ボーイング777型機の巨体がドスンと下りたのは午前11時少し過ぎ。日本との時差は13時間である。
 入国審査では、パスポートと語学学校から発行されたI-20(入学許可証と在学証明)を手に質問を受ける。入国の目的、滞在場所、滞在期間…。途中何度かの「パードゥン」を挟み、無事通過。到着した第1ターミナルの外へ出ると、空は低い雲に覆われている。初めて吸い込んだアメリカ本土の空気は、湿り気を帯びて重い。


P9142677_2 8つに別れている空港ターミナルは、無人運転の「エア・トレイン」が結んでいる。各ターミナルを無料で周回運転する他、途中分岐して地下鉄駅に接続する有料路線もある。あえて逆周りの列車に乗って、日本では見られない広大な空港のたたずまいを眺めながら、ボストン行きJAL5650便(アメリカン航空4638便とのコードシェア)が出発する第8ターミナルへ移動する。


P9142678 厳しいセキュリティ・チェックを抜け、制限区域内のビストロで軽めの昼食。写真の並んだメニューから、適当に選んで指差し注文。コーヒーは、どうかと思うほど大きなカップになみなみと注がれている。
 1時間ほどカフェで過ごし、13時59分と妙な時間に切られた出発時間まで、通路を行ったり来たりしながら売店を冷やかして時間を潰す。


 何の呼び出しも掛からぬまま、ふと時計を見ると13時50分。あわててゲートへ向かうが客はひとりもいない。ゲート横に立つ係員に、「Boston?」と尋ねると、不機嫌な表情で、急げ、という仕草を見せた。
 あわててブリッジを渡り、ERJ140型、1列+2列でわずか44人乗りの機内はほぼ満員。私が乗り込むとすぐにドアが閉まり、機体がゴロゴロと動き出した。


 前年のイギリス・マンチェスター空港でも、呼び出し放送がないのをいいことに空港内をふらふらと歩いていたら、今日と同じような目に遭った。日本の空港の懇切丁寧なご案内に慣れてしまっていると、海外では時々このような危ない橋を渡る破目になる。「欧米流」はこのあともさまざまな場面、形で遭遇するが、慣れるまでにはまだまだ時間がかかる。



 延々と、続く。




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コメント

外国の交通は、お知らせがありません。
日本に帰国すると、却ってアナウンスの音が
煩く聞こえます。
どちらが良いのか?
少なくとも、外国は自己責任でしょうね。

投稿: マーチャン | 2015/09/16 09:33

( ´艸`)プププ続く!

投稿: mitakeya | 2015/09/16 19:48

 マーチャンさん、いつもありがとうございます。
 鉄道本などで予備知識として持ってはいましたが、いざその局面になると面食らいますね。ある意味静かでよいなあ、と思う反面、長距離列車を途中駅で降りる時など、かなり神経を使いました。日本と違って列車が遅れる頻度も高いので、要注意ではありますね。

投稿: いかさま | 2015/09/21 16:45

 mitakeyaさん、いつもありがとうございます。
 そうです、本人が楽しめる限り続くのです。さて、日本に帰り着くまでに、何度プププと笑ってもらえるのでしょうか。それも楽しみです(笑)

投稿: いかさま | 2015/09/21 16:46

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