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2015/09/29

続々・スポーツ選手の引退

 性懲りもなく、できもしない野球の話を。


 先日、私は「同級生」プレイヤー、和田・西口・谷の引退の話を書いた。

 ⇒「続・スポーツ選手の引退」

 私がこれを書いたとき、球界最年長投手・山本昌の動静はまだはっきりしていなかった。落合GMから進退を一任されたとの報道もあり、世界最年長勝利を目指して現役続行する可能性もまだ残されていた。


 しかし残念ながら先日、その山本昌も現役引退を表明した。


 山本昌は1965年生まれ。いわゆるプロ野球「昭和40年会」のメンバーで、同級には池山隆寛・長嶋一茂・古田敦也・渡辺久信などがいる。そうそうたる顔ぶれだが、すでに皆引退して久しい。
 入団は1984年(1983年ドラフト5位)。サラエボ冬季五輪ロサンゼルス夏季五輪の年であり、グリコ・森永事件の発生した年である。福沢諭吉・新渡戸稲造・夏目漱石の「新札」が発行されたのもこの年。鉄道に関して言えば、赤字ローカル線の第三セクター鉄道転換第1号、三陸鉄道が開業したのもこの年であった。


 1988年、野球留学中のアメリカから呼び戻されて初勝利から5連勝し、リーグ優勝に貢献。当時の中日はこういう突出した活躍をした投手を1年で潰すのを得意としていたが、山本昌に限ってはその先、実に息の長い投手になった。1993年・94年・97年と3度の最多勝、10度の2桁勝利を挙げ、2008年に200勝を達成。2014年9月が最後の勝利となったが、通算成績は219勝165敗。堂々たる成績である。


 2006年9月には、ナゴヤドームでの阪神戦で、最年長ノーヒットノーランも達成している。
 私はこの日たまたま実家におり、父とふたり、暇つぶしにナゴヤドームに行こうか、などと話をしていた。グダグダしているうちに試合が始まり、テレビ観戦となったのだが、5回くらいから、おい、なんかこりゃやりそうだよ、という雰囲気になってきた。ナゴヤドームまではクルマと電車で1時間ほどである。今からでも遅くないから行くか、などと冗談交じりに話すが、結局重い尻が上がらず、私たち親子は最高の場面に立ち会い損ねた。今でも思い出す、悔しい出来事である。
 この年中日はリーグ優勝を遂げ、日本シリーズで北海道日本ハムと対戦したのだが、昌のノーヒットノーランを見逃した私は、札幌ドームで日本ハムの胴上げという少々面白くないシーンに立ち会うことになる。


 そんな思い出もある山本昌は、数々の最年長記録を残してマウンドを去る。昭和時代からプレイを続けた選手はこれで最後だろう、と私は思っていたのだが、よく調べてみると実はもうひとりいた。北海道日本ハムの中嶋聡捕手兼コーチ、46歳。1987年阪急入団だそうで、現役生活こちらも29年。これに先ほど現役引退を表明した中日の谷繁兼任監督を加えた3人が昭和最後の現役選手であったが、中嶋も現役引退を表明しており、これで昭和入団のプロ野球選手はいなくなる。


 また、私の世代より上の選手ではあとひとり、楽天の斎藤隆投手。ボストン・レッドソックス在籍時代に生で観戦した思い出の投手だが、こちらも先日現役引退を表明。私たちより上の世代のプロ野球選手はゴッソリと一掃され、現時点での最年長選手はDeNAの三浦大輔投手で、私より1歳年下の42歳である。


 こういう記事を見ていると、私もそろそろ現役引退、マネージャーに専念させてくれないかなあ、などと思ったりする。肉体をすり減らして働いたプロ野球選手とは根本的に違うし、そもそもそれほど仕事をしているわけでもないから同格には語れないが、会社も人員豊富でないから、現実には前回も書いたとおり、プレイングマネージャー的なサラリーマン生活が当面続く。谷繁兼任監督の苦悩がほんの少しわかる気がしないでもない




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コメント

いかさまさん、こんにちは^^
まだ、40代じゃないですか!
人生これからというか、まだ何度でも打席にたてるん
ですよ。 うちの夫なんて、若い頃は仕事をしても
しなくても、いや、仕事ができてもできなくても
給料にはなにも反映しない公務員なんてつまらないと
ぼやいてばかりでしたよ
そんな夫でしたが、それこそ最後の打席でまさかの
ホームランというのは、ちょっと変ですけど
地味な公務員生活だったハズなのに、楽しい老後に変わりましたよ

投稿: ターコイズ | 2015/09/30 17:40

ターコイズさん、いつもありがとうございます。
 そうですね、先は長いですから、単調な日々ばかりが繰り返すとは限りませんよね。何かをつかもうともがいているうちに、新しい何かが見えてくる。そんなことを心ひそかに期待しながら、プレイヤーとしての仕事の側面ものんびりと楽しんでみることにしましょうか(笑)

投稿: いかさま | 2015/10/01 22:47

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