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2015/09/21

続・スポーツ選手の引退

 よっぽど安保法案の話でも書こうかと思ったが、なんか書いているうちにグダグダになったあげく炎上しても困るので、まったく別の話を。


 昨年の今時期であるが、北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手の引退の話を書いた。

⇒スポーツ選手の引退

 私と同じ1972年生まれの彼の引退についてのブログで、同学年の現役プロ野球選手は残り3人になったと書いた。中日・和田一浩、オリックス・谷佳知、埼玉西武・西口文也である。この3人にはなんとか現役を少しでも長く続けて、私たちの希望であってほしいと切に願っていた。


 けれども、9月に入り、まずは私と同じ岐阜県出身の中日・和田の現役引退が報じられた。今シーズンもここまで3割を超える打率を残してはいるが、持ち味のホームランはわずか5本、ここしばらくは代打での起用が多くなっている。打撃もさることながら守備面が厳しくなってきたということか。落合GM直々の戦力外通告で引退を決意したという。

 和田は通算2048安打。今年6月、史上最年長での2000本安打を達成した。打率だけでなく長打力もあり、通算本塁打は319本。中日ファンの私としては、メジャーリーグへ移籍した福留と入れ替わりにFAで入団し、よくぞ穴を埋めてくれた、という印象がある。現段階で生涯打率は3割を超えている。風貌は43歳のそれとは思えないが、県岐阜商ではマラソンの高橋尚子と同級生だった。 


 オリックス・の現役引退が伝えられたのも同じ日である。読売から移籍した昨年はわずか9試合の出場にとどまり、今季もここまで出場10試合。打率1割5分4厘と低迷している。シーズン終了を前に、自らの判断で引退を決めたという。

 谷は通算1927安打。2000本安打も射程距離に入っていたが、名球会入りはならなかった。本塁打は少ないが、常に安定して高打率を残してきた。2001年から2004年には4年連続3割を達成しており、通算打率も2割9分を超える。柔道の谷亮子の夫で、夫婦ともにオリンピックメダリストである。


 そして週末の19日、埼玉西武・西口も引退を表明した。ここ2年ほど勝ち星に恵まれておらず、今季は登板1試合で1敗。球団とは2年ほど前から綿密に「引き際」の相談をしていたということだが、ついにユニフォームを脱ぐ決断をした。

 西口は通算182勝。谷と同じく名球会入りはならなかったが、1990年代後半から2000年代初め、東尾監督時代を中心にエースとして活躍した。9回までパーフェクトピッチングをみせながら延長10回にヒットを打たれて完全試合未遂、さらに9回2アウトまでノーヒットピッチングながらノーヒットノーラン未遂を2回という悲運に見舞われた投手は、私の知る限り西口しかいない。


 私の願いもむなしく、3人の引退が一気に決まったことで、私の「同級生」選手はプロ野球から姿を消すことになった。けれどもこの3人は、それぞれ輝かしい成績を残してきた。そのことが彼らの現役生活をここまで長くした。そのことは誇りである。「中年」と呼ばれる世代に差し掛かった私たちにある種希望を与えてきてくれた彼らには心の底から「お疲れさま」と申し上げたい。


 同級生だけでなく、私より先輩にあたる斎藤隆(楽天)や谷繁元信(中日)兼任監督の選手引退も報じられている一方、山本昌の動静はまだ伝わってこない。おじさん世代の希望はどこまで輝き続けるか、楽しみである。
 そして私たちはと言えば、現役引退どころか、マネージャーともプレイヤーともつかぬサラリーマン生活がまだまだ続くのである。





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コメント

プレイングマネージャー・・・たとえば今の会社を支えているのはこのポジションと思います。
自信持っていきましょうね^^/

投稿: キハ58 | 2015/09/21 15:12

 キハ58さん、いつもありがとうございます。
 そうなんですよね。今会社の最前線にいて、一番重要な動力となっているのはこの世代だと自負してはいます。
 昔に比べると、マネージャーが最前線に出なければならない頻度が高くなりましたね。このポジションになって、谷繁兼任監督の気持ちが少しわかる気がします(笑)

投稿: いかさま | 2015/09/21 16:52

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