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2015/10/18

2009年世界の旅【9】ボストン(7)語学学校の仲間たち≪韓国人編≫

これまでの経過は ⇒こちら。


 語学学校で、今セッション、日本人に次ぐ人数を数えるのが韓国人で、ジヨンユンヒーをはじめ、8名ほどいる。
 年代的には、特に男性陣が日本人よりやや高く、20代半ばのメンバーが多い。これは韓国の兵役制度が絡んでいる。韓国では19歳を過ぎると2年間の入隊が義務付けられているから、兵役を終わらせてから学校へ戻り、勉強を続ける学生が多いことによるらしい。


 中には、40代と思われるおっさんもいる。こちらは某大手企業の韓国法人の偉いさんだそうで、家族連れでアメリカにやって来て、ホテルに滞在しながらELSに通って来ているとか。一種のリゾート感覚である。どうみてもただの陽気なおっさんなのだが、韓国人の若者たちは、彼がにこやかに手を振りながら登校してくると、必ず礼儀正しくお辞儀をする。韓国では年齢による上下関係は絶対なのだそうである。


 驚いたのは、彼ら韓国人の、リスニング・スピーキング能力の高さである。このあたりの話は以前にも書いたことがあるので、一部重複するが記しておく。

 ⇒「英語スキルに関する考察」【その1】 【その2】

 同じクラスにいても、私やアスカと比較すると、ユンヒーははるかに聞き取り能力に優れていることを感じないわけにはいかない。1クラス下のジヨンですらそうである。話すことにも、抵抗を感じているようには見受けられない。
 それではなぜ彼女らが私たちと同等か、それより下のクラスにいるのかと言えば、グラマー(文法)の一点に尽きる。ことこれに関しては、日本人は遥かに彼女らを上回る能力を発揮できるのである。


 韓国では幼稚園の頃から英会話教育が盛んである。日本でも最近でこそ小学校からの英語教育に取り組み始めたが、ほんの少し前までは英語教育は中学校から、それもリーディングとグラマーに重きを置いていた。このあたりが非常に対照的なところで、文法うんぬん以前に、英語そのものに慣れることが上達の早道であることは、子供が言語を身に着けていく過程を見ても明白である。


 ただし、上級クラスの連中に話を聞くと、もう少し違った意見が出る。
 英語の世界へのアプローチとしては、それは間違いなく真実なのだけれども、常態的にスピーチをしたり論文を書いたりしなければならないような高度教育の世界に入ってくると、グラマー能力がおおいに物を言い始めるのだという。8合目から登山を始める的な日本の英語教育の強みが発揮できる部分である。もっとも、そこに至るまでに多くの者が脱落するという事実も押さえておかねばなるまい。


 ところで、私にこうした韓国情報をもたらしてくれるのは、ジヨンである。
 初日の送迎サービスから一緒に過ごしている彼女は、ミクと同じホームステイで、常に一緒にいるということもあって、なんとなくいつも私やAさん、ヒロシなどと行動を共にするようになった。それはそれでありがたい話なのだが、メンバーに韓国語を解する者は誰もいない。それどころか通常の会話は常に日本語が飛び交っている。それでもついてくるということはよほど居心地がよいのだろうか。そう言えばこのセッションの間、ジヨンが韓国人の学生たちと一緒に過ごしている姿をほとんど見なかった。



 延々と、続く。


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コメント

韓国語をちょっとかじり?ましたが、・・・
韓国語と日本語は文法が同じなので、単語さえわかれば
居心地がいいのでは?

投稿: 姉さん | 2015/10/19 22:31

 姉さんさん、いつもありがとうございます。
 そうですね、韓国語と日本語は文法が同じなのだそうですね。実はこの後、ジヨンやユンヒーから、韓国語の挨拶や自己紹介を教えてもらいました。大半は忘れてしまいましたが、自分の名前は未だに名乗れます。ジェ・イルムン・イカサマ・イムニダ。

投稿: いかさま | 2015/10/20 23:02

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