« JR北海道 料金・きっぷの見直し実施【3】「Sきっぷフォー」の廃止と指定料金の見直し | トップページ | 2009年世界の旅【25】ボストン(19)禁煙…人生最大のストレスへの対処 »

2016/01/18

2009年世界の旅【24】ナイアガラへの旅(4) 霧の乙女号で滝壺接近

前回の続き。これまでの経過は ⇒こちら。


P9272811 9月27日、日曜日。相変わらずの曇り空だが、幸い雨は降っていない。朝9時にホテルを出て、朝食がてらナイアガラ・フォールズの市街地を散歩。市街地は、滝から奥に向かう緩やかな坂の途中に開けている。土産物屋やレストランが並んでおり、建物自体は派手だが、どこか温泉街を思わせる風情である。


Img015 P9272816
 「霧の乙女号(Maid of the Mist)」に乗船する。観光船に乗って滝壺の近くまで接近する、ナイアガラ観光では最も有名なアトラクションのひとつである。アメリカ側とカナダ側の両方に出発地点があるが、遊覧コースはどちらもほぼ同じで、アメリカ滝・カナダ滝を周遊してそれぞれの出発点に戻る。違いは発着地点と、観光船の上に立っている国旗くらいである。私たちはカナダ側から乗船する。料金は14.50カナダドル。昨日の「風の洞窟」と同じようなペラペラの雨合羽を支給される。今日は色が青なので、ゴミ袋のようで余計にわびしく感じる。


P9272818 P9282828
 30分ほど待って乗船。滝壺が近づくにつれ、昨日同様ゲリラ豪雨のような飛沫が、頭の上から身体の横から攻めてくる。不安定な船の上では、これに船のローリング・ピッチングが加わる。難破船さながらである。これは「風の洞窟」の比ではない。
 正式名をHorseshoe Fallsというカナダ滝は、船を囲むようにゆるやかな半円を描いている。なるほど馬蹄形である。瀑布に周囲を取り囲まれ、激しいしぶきを受ける迫力はまた格別である。30分ほどの乗船時間はあっという間に過ぎる。昨日の反省を踏まえ、雨合羽のかぶり方に多少の工夫を加えたせいか、今回は中まで濡れずにすむ。


P9282834 P9282838
 13時の空港リムジン出発時間まで残り1時間半ほどを、カナダ側の南端までの散歩にあてる。Aさんは、俺ちょっとカジノに行ってくるわ、と言い残して去った。
 ナイアガラ川の川岸に沿って10分ほど歩き、テーブル・ロック(Table Rock)に着く。馬蹄状のカナダ滝の右かかと部分にあたり、昨日のテラピン・ポイントとはちょうど反対側からカナダ滝を眺める格好になる。流れには勢いがあり、柵には「DANGER」の看板も取り付けられているが、この2年後、この場所で日本人女子大生が転落する事故が発生するなど、危険な場所でもある。


 13時少し前にホテルへ戻るとほどなくやってきたリムジンは、昨日より明らかに格落ちのワゴン車。見るからに屈強そうな運転手も昨日とは別人である。カジノへ出掛けて行った相棒のAさんは13時を過ぎても姿を見せない。運転手は、おい、まだ来ないのか、置いて行くぞ、と私に凄む。私の背中にいやな汗が走った。
 そうとは知らず、10分ほど遅れてすっきりした表情で戻ってきたAさんと私を乗せたワゴンは、かなり乱暴に出発し、別のホテルで2人組の外国人観光客を乗せた。混載便だったらしく、急いでいたのも道理である。


 国境ゲートでいくらか渋滞に巻き込まれたものの、今度は特にトラブルになることもなく無事通過し、15時少し前にはバッファロー空港に到着。17時10分発のジェットブルー1216便でバッファローを後にする。窓の外は夜間近を思わせるほど薄暗く、水平飛行に移ってもベルトサインは消えない。
 だんだん機体の揺れ幅が大きくなり、黒く厚い雲の中に突っ込むと、左右の揺れに加え、不快な上下動も襲ってきて、そのたびにお尻が座席からふわりと浮き上がる。時々大きな揺れとともに悲鳴が機内に響き、窓から見える主翼も上下に大きくしなっている。これまで何度となく飛行機には乗っているが、これほど激しく揺れたのは初めてである。
 ようやく機体が滑走路に無事に車輪をつけ、制動がかかると、客室内にははっきりそれとわかる安堵の空気が漂った。私も解き放たれた緊張感で、一瞬気を失いそうになった


 延々と、続く。



ランキング参加中です。みなさまの「クリック」が明日への糧になります。よろしかったら、ポチっとな

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ 鉄道コム

|

« JR北海道 料金・きっぷの見直し実施【3】「Sきっぷフォー」の廃止と指定料金の見直し | トップページ | 2009年世界の旅【25】ボストン(19)禁煙…人生最大のストレスへの対処 »

世界の旅人」カテゴリの記事

コメント

ド迫力ですね!
画面からしぶきが飛んでくるようです!
〇い、がいいですね^^/

投稿: キハ58 | 2016/01/18 23:10

 キハ58さん、いつもありがとうございます。
 この迫力はなかなかのものです。これだけ幅が広く、また落差の大きい滝ですから、その水圧たるやどれほどのものなのでしょう。巻き込まれたら命はありませんね。

 「○い」の向こうの私の表情、けっこうニヤニヤしてます(笑)

投稿: いかさま | 2016/01/19 23:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2009年世界の旅【24】ナイアガラへの旅(4) 霧の乙女号で滝壺接近:

« JR北海道 料金・きっぷの見直し実施【3】「Sきっぷフォー」の廃止と指定料金の見直し | トップページ | 2009年世界の旅【25】ボストン(19)禁煙…人生最大のストレスへの対処 »