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2016/01/24

2009年世界の旅【27】ボストン(21) メジャーリーグ観戦

 全国的に猛烈な冷え込みになった今日、奄美大島をはじめ、各地で記録的な降雪になったそうですが、札幌は雪も降らず、比較的良いお天気でした。皆様、除雪ご苦労様です。


 前回の続き。これまでの経過は 
⇒こちら。


Pa032852_2 アメリカのスポーツと言えばアメリカン・フットボール、野球、バスケットボールがメジャーだが、ボストン3週目の週末となる10月2日金曜日、午前中で授業が終わった後、私、Aさん、ヒロタカ、ヒデキの4人で、フェンウェイ・パーク・スタジアム(Fenway Park Stadium)へ向かった。目的はメジャーリーグ観戦である。


 地元球団、ボストン・レッドソックスは、2009年現在、松坂大輔投手をはじめ、メジャーリーグで最多の4人の日本人選手が在籍する球団である。ちょうど松坂投手が9月中旬からローテーションに復帰しており、彼の登板日を狙って観戦に行こう、という話になった。インターネット上での入場券は売り切れているが、空席状況によっては当日券の発売もあり、球場周辺にはいわゆるダフ屋もうろうろしているというから、チケットが入手できないことはまずないようである。


 終業後、学校を出てバスと電車を乗り継ぎ、ボイルストン(Boylston)駅へ。まずはヒデキの案内でチャイナ・タウンの「海之味」で昼食。10ドル足らずでしっかりお腹が膨れる。すでにボストン滞在半年を超えるヒデキだけに、日本人の舌に合う、ちゃんとした店をしっかり押さえている。


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 電車で1駅のケンモア駅から少し歩くと、「Boston Red Sox」と書かれたボール型のサインポールが見えた。左手には、赤いレンガが積み上げられたフェンウェイ・パーク・スタジアムの大きな姿が見える。メジャーリーグ最古の歴史を持つ由緒ある球場である。
 当日券を購入するべく並んでいると、若い男の人にチケットを買わないかと声を掛けられた。ダフ屋かと思ったが、純粋に購入した内野席のチケットが不要になったために定価で分けてくれると言う。50ドルのチケットを、後から来ると言うヒロタカの同居人たちの分も含め、6枚譲り受ける。


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 レンガ造りの風格ある球場の中は、薄暗い通路の天井に鉄骨がむき出しに組まれていたりして、時代を感じさせる。勾配の緩やかな内野席からグランドを見渡す。レフトスタンドに立つ高い壁は、フェンウェイ名物のグリーン・モンスター(Green Monster)である。
 私の席は三塁ベースから真上に駆け上がった辺り、比較的上段であるが、見通しは悪くない。最前列まで階段を下りてみると、スタンドは非常に低く、フェンスもない。ホームベースの真後ろあたりに申し訳程度にネットが設置されている。ファウルボールも猛烈な勢いで飛び込んでくるのだろうが、それもまた自己責任でよけろということのようである。


 観客席を見渡すと、試合開始までまだ1時間近くあるが、すでにレッドソックスの赤いユニフォームやTシャツを着たファンで埋め尽くされている。ビジターのユニフォームなどを着た客の姿は、少なくとも私の目から見える範囲にはいない。対戦相手のインディアンズのファンです、などと言おうものなら殺されそうな雰囲気が漂っていて、さながら甲子園の阪神戦のような様相である。

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 試合開始は19時30分。松坂投手がマウンドに姿を現したところで、私も最前列へ出てカメラを構える。コンパクトカメラながら光学18倍ズームのおかげで、手に取れるような距離で彼の雄姿をカメラに収めることができる。5枚、6枚とシャッターを切っていると、背後からポンポンと肩を叩かれた。振り向くと、いかにも屈強そうな黒人の警備員が立っており、お前の席は後ろだろう、さっさと戻れ、と恐い声を出した。


Pa032874 防御率6.08の松坂投手の調子は素人目にも良いとは言えず、再三ランナーを背負う苦しい展開だったが、それでも6回を2失点で切り抜けて、後続の投手に後を任せた。9回には斎藤隆投手が1イニングをぴしゃりと締め、6対2でレッドソックスが勝利した。スタンドを埋めた赤いファンの波が大きくうねる。日本ではあまりない一体感である。鳴り物なしの応援も新鮮だった


 この日の球場には、全く別口のグループで同じ学校の韓国人学生が何人か来ていた。彼らは、その当時対戦相手のインディアンズに在籍していた韓国人選手の応援を楽しみにしていたようだが、球場の雰囲気に気圧されて、最後はおとなしく赤いTシャツを着て座っていたという。周囲の空気を読むこともまた大切ではある。


 延々と、続く。



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