« のどが痛い。 | トップページ | ローカル線の行方【1】「持続可能な交通体系のあり方について」を読む »

2016/08/04

2009年世界の旅【52】シアトル(3) 航空博物館への道

 前回の記事でご心配いただいた皆様、ありがとうございました。
 のどの痛みと咳は若干残っていますが、声は普通に出るようになりました。
 暑さと冷房で体調を崩しやすい時期、皆様もどうぞお気を付けください。


これまでの経過は 
⇒こちら。
 次に目指すは、ダウンタウンと空港のほぼ中間、郊外のエリオット湾沿いに建つ航空博物館である。ガイドブックに記された交通手段は、例の174番のバスとなっているが、これが目的地への交通手段として機能しないことはすでにはっきりしている。

 途中途中にあるバス停の路線図を眺めながら歩くが、どのバスに乗ればたどり着けるのか判然としない。さらに歩くとLINKの駅が見えたが、これも航空博物館へのアクセスとして使えるかどうかははっきりしない。スマホで検索、などという概念のまだない時代である。


Pa193363_2  LINKの線路に沿って少し歩くと、「194番」のバス表示があるバス停を発見した。空港アクセス系統であるから、これに乗れば航空博物館の近くまで行けるに違いない。
 しばらくたってやって来たバスに乗り込み、進行方向右側の景色を注視する。ところが、バスはしばらく南へ走ったのちいきなり左折し、海に背を向けた。ほどなくフリーウェイに入り、スピードを上げて南へ向かって走る。フリーウェイ上にはバス停などあるわけもなく、右側はるか遠くに見えるボーイングの工場のことなど全く気にも留めない風情で、バスはフリーウェイを爆走した。


 20分後、私はシータック国際空港のバス乗り場に呆然と立っていた。ふらふらと空港ターミナルへ入り、昨日の観光案内所へ向かう。今度は案内係のおばさんが座っていた。つたない英語で航空博物館へ行きたい旨を告げると、シャトルバスでタックウィラ駅へ出て、124番のバスに乗ると航空博物館へ行けると教えてくれた。渡された124番のバスの時刻表を見ると、間違いなく表紙に「Tukwila, Boeing Industrial, Downtown Seattle」と書かれている。


Pa183309  昨日に続きシャトルバスに乗って、もう二度と来ることはないと思っていたタックウィラ駅へ。ちょうど入れ違いに124番のバスが出発していくところで、次のバスまでは30分近く時間がある。駅から3分ほど歩いたところにあったマクドナルドに入り、ハンバーガーをほおばりながら次のバスを待った。


Pa193364  124番のバスは、大柄な車体に5~6人の乗客を乗せて、13時49分に発車。念のため運転手に、航空博物館へは行くか、と尋ねると、大丈夫、着いたら教えてあげる、との返事。運転手の斜め後ろの席に陣取り、安心してバスに揺られる。
15分ほど走ると、右手前方に飛行機の滑走路と格納庫らしきものが見えてきた。ややあってバスは停車。運転手が、ここだよ、と合図をしてくれて、下車する時に数字の書かれた紙切れを渡してくれた。一定時間有効な乗り継ぎ券らしい。


Img044Img045  のちに調べたところでは、LINKの暫定開業により、並行路線を中心に大幅な系統の見直しが行われており、174番は124番とシャトルバスに分割された形である。
 見直し後の174番は空港より南へ向かうまったく別の系統になり、直行系統の194番も、LINKの空港延伸後に廃止となった。空港・ダウンタウン間の交通手段としてはほかに乗り合いバスもあるが、LINKを使うのが一般的になったようである。
 私の知る限り、ガイドブックによっては空港アクセス情報が3年以上も改訂されないままになっていたものもあるから、最新のガイドブックといえども、全幅の信頼はおけない。現地で自力で収集した情報は何ものにも勝る。



 延々と、続く。



ランキング参加中です。みなさまの「クリック」が明日への糧になります。よろしかったら、ポチっとな

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ 鉄道コム

|

« のどが痛い。 | トップページ | ローカル線の行方【1】「持続可能な交通体系のあり方について」を読む »

世界の旅人」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2009年世界の旅【52】シアトル(3) 航空博物館への道:

« のどが痛い。 | トップページ | ローカル線の行方【1】「持続可能な交通体系のあり方について」を読む »