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2017/07/09

2009年世界の旅【68】イタリア・フィレンツェへの旅(3)

これまでの経過は ⇒こちら。



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 お腹が満ち足りたところで、市内の散策を再開する。店を出て南へ向かい、まずはシニョーリア広場(Piazza della Signoria)に立つ。L字型の広場のちょうど欠けの部分に立っているのがヴェッキオ宮殿(Palezzo Vecchio)。14世紀初頭にフィレンツェ共和国の政庁として建てられ、メディチ家の住居として使用された後、現在ではフィレンツェ市庁舎として使用されている。褐色の宮殿の上には大きな時計塔があり、広場を見下ろしている。


Pa253610_2  ちょうどその真下あたりに、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ダヴィデ像」が立っている。といっても、この場所に立っているのはレプリカで、本物は保護のためにアカダミア美術館に移されている。
 身の丈5m近い大きな像で、筋肉質だがすらりとした長身である。例によって、本や写真で見ることのできない彫像の背後へ回る。尻からふくらはぎにかけての筋肉も見事に引き締まっており、全身のどこにも無駄な肉の存在が見られない完ぺきな肉体である。ただし、同行の女性ふたりは、
体型のわりに肝心の部分が小さい。」
と、素直な感想を漏らした。


Pa253617  シニョーリア広場からウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)への回廊には、大小数々の彫像が並んでいる。その中に、時々かすかに動いている彫像が何体かある。
 よくよく眺めてみるとまばたきをしており、彫像の恰好をした大道芸人である。Tさんが一緒に写真を撮ろうと近寄っていくと、ブチュ、ブチュと大きな音を立てながらTさんにキスするようなポーズをとった。


Pa253647  石畳の細い道路を南へ下ると、アルノ川の河畔に出た。欄干には、何組ものカップルが腰を下ろして寄り添いながら、お互いの唇を吸い合っている。イタリア人は昼間からお盛んだとどこかで聞いたような記憶があるが、どいつもこいつも音のコンテストよろしく、競い合うようにチュウチュウと激しい音を立てている。


Pa253630  アルノ川の対岸には、石造りの瀟洒な建物が隙間なくびっしりと並んでいる。その対岸とを結ぶ何本かの橋の1本がポンテ・ヴェッキオ(Ponte Vecchio)である。遠くから見ると、橋というよりは増築を重ねた4階建てのビルのように見える。


Pa253632  城門をくぐるようにして歩行者専用の橋の上に出ると、幅5~6mほどの道路を挟んだ両脇は3~4階建ての長屋のような建物になっており、アクセサリーショップを中心に、土産物や雑貨を扱う店がずらりと並んでいる。なんとも不思議な光景で、露店のようでもあり、アウトレットモールのようでもある。


Pa253633  橋の上であることを一瞬忘れそうになるが、真ん中あたりには小さなテラスがあり、悠然と流れるアルノ川の姿を眺めることもできる。
 観光客の姿が多いせいか、総じて行き交う人々はミラノより上品でマナーもよい。立ち並ぶ店の店員も物腰柔らかく親切な感じで、同じイタリアでもずいぶん雰囲気が違うものだと思う。


 女性二人はいろいろなお店を覗きながらゆっくりと歩いていく。私は黙ってついていく。さっきからショッピングばかりの雰囲気だが、見るものすべてが珍しく、退屈しない。若い女性と一緒ならばなおさらである。これが日本で、嫁と一緒だったら、「早よせえ」とばかりに爪先をカタカタと鳴らしているに違いない。


 延々と、続く。



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