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2017/10/10

1年越しで北陸へ

 私の住む旭川は、このところあまり天候に恵まれておらず、スカッと晴れる日が少ない。気温もここ数日はそれほどでもないが、先週は低い日が続いた。10月に入ってすぐにストーブを点けるなど、経済的観点からもできれば避けたいところなのだが、それでも10月に入って2日ほど、我慢できずに夜の1時間ほどポータブルストーブの世話になった。


 それでも昨年に比べるとまだ良いかもしれない。昨年は8月下旬から9月初めにかけて立て続けに台風が襲い、町や農地を呑み込んだ。その余波は10月を過ぎても続き、私も私の部下も心身ともに疲弊しきっていた。そのあおりで、私が9月に予定していた立山黒部アルペンルートへの旅はキャンセルを余儀なくされ、10月末の東北へと変更になった。それはそれでちょうど紅葉の時期にぶつかったりしてなかなか楽しい旅になったのだが、高倍率の抽選をくぐり抜けて当選した黒部ルート見学会をフイにした辛さは残った。


 私は今年もその抽選会に何度か応募をかけたのだが、残念なことに今年は当選の通知は舞い込まなかった。そこへ飛び込んできたのが、「関電トンネルトロリーバスの電気バスへの変更」というプレスリリースである。

 ⇒関西電力のプレスリリースはこちら

 「トロリーバス」と乗り鉄に何の関係があるのだ、という話になるが、一般のバスと異なり、トロリーバスは路面電車などと同様、空中に張られた架線から電気を取り入れて動力としている。レールはないが、架線のないところを走ることができないことから、鉄道事業法においては「無軌条電車」と呼ばれるれっきとした「鉄道」なのである。このあたりの一連の話は、つい先日、NHKの「ブラタモリ」でタモリの口から語られていたので、ご覧になった方もあるだろう。


 昭和中期には、東京・大阪をはじめ大都市の市内交通にも用いられながら、内燃式バスや自動車の発達とともに姿を消したトロリーバスが、立山黒部アルペンルートに2路線のみ残っているのは、内燃式バスと違って排気ガスを出さず、環境にやさしいためである。けれども、扇沢-黒部ダム間を走る関電トンネルトロリーバスは、導入から20年余りを経過したトロリーバスの更新に当たり、機動力と経済性に優れた充電式電気バスを採用することになった。
 もうひとつのトロリーバス導入区間である、室堂-大観峰間の立山黒部貫光は今のところ安泰だが、こちらも車両導入から20年余りを経過しており、次回車両更新時にはどうなるかわからない。


 こうなると乗ってみたくなるのが鉄道好きとしての血のなせる業である。本当ならば黒部ルート見学会に当選して、黒部峡谷鉄道との周遊ルートを組みたいところなのだが、大学合格より確率の低い見学会当選を待っていてはチャンスを逃すことにもなりかねない。おまけに来年は関電トロリーバスのラストイヤーと称してさまざまなイベントが組まれる予定もあり、その筋の人たちでごった返すあまり愉快でない状況になる可能性もある。


 10月末までに取得しなければならない夏休みはまだ残っており、仕事上小さな問題は散在しているものの、幸いなことに昨年のような大きな問題には直面していない。仕事の動きを横睨みしながら休暇の取得を決めたのが先月の下旬。出掛けるからには北陸地方に残る未乗路線も片付けたいと、時刻表をひっくり返しながら行程が固まったのがつい数日前。今年も11月中旬に嵐の到来を控える嫁の許可もいただき、出発を待つだけの身となっている。


 そんなわけで、「2009年世界の旅」は再度お休みし、次回からはトロリーバスを含めた北陸乗り歩きの旅を綴ろうと思う。邪魔が入らなければ、の条件付きではある。ここ1年あまりでプライベートの旅行や業務上の視察研修旅行など、遠征計画を2度にわたって潰されているからまだ100%の油断はできない。ただ日頃の行いには細心の注意を払っており、あとは無信教の私であっても神の良き思し召しを待つしかない
 続く・・・・・・のか?



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鉄道の旅人」カテゴリの記事

コメント

ブラタモリでも出てましたからね!その筋の方が殺到しそうですね。
旅のお話楽しみです!

投稿: オムラム | 2017/10/11 00:26

こんばんは☆
 
ブラタモリ見ましたよ♪
 
以前、友人が行って 乗って来たとのこと、
これは 一度は行ってみなくては、と思っているのですが
いまだに行けておりません。
放送があったので、きっと混むでしょうから
また行く計画が延びそうです。
 
続き、楽しみにしていますよ~。
邪魔が入りませんように!

投稿: 花mame | 2017/10/13 00:37

 オムラムさん、コメントありがとうございます。
 ブラタモリの件は、オムラムさんからのコメントと前後して加筆させていただきました。今回の旅のタイミングがこの番組とびったり重なったのは偶然以外の何物でもないのですが、私の旅としては珍しく、ちょうどよい予習になりました(笑)

投稿: いかさま | 2017/10/17 00:27

 花mameさん、いつもありがとうございます。
 今回もいろいろありましたが、無事出発し、とりあえず無事に戻ってきました(笑)
 今は無き石原裕次郎記念館で「黒部の太陽」の断片を見て以来、このダムの存在は気になっていました。のちに触れることになると思いますが、自然の美もさることながら、こうした壮大な人工物も人間の生み出した芸術だと思いました。

投稿: いかさま | 2017/10/17 00:33

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