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2018年1月

2018/01/21

4年も経ったんですね。

 わが社の定期異動は2月である。2014年、札幌から異動の辞令を受けて、私の旭川での単身赴任生活が始まった。過去のブログやフェイスブックなどを見返してみると、忙しい忙しいと言いながら、なんだかんだと単身赴任生活を満喫していたことが端々に見え隠れする。


 それから4年が過ぎ、先週末、私は新たな異動の内示を受けた。行き先は札幌である。私の楽しい単身赴任生活はこれでいったん終わり、2月からは再び家族とともに暮らすことになる。自由度はおそらく減るだろうが、家事負担は少なからず減るだろうし、なにより家族と共に過ごす時間は安らげるに違いない。多少の煩わしさはあっても、冗談を言ったり多少の愚痴をこぼす相手が身近にいる安心感は何にも代えがたい。これが4年間ひとりで過ごしてきた私の偽らざる感想である。


 今度の配属先は、私が今の会社に入ってから23年近くやってきたところとはまったく別の部門である。業務内容も変わり、ほぼ素人と言っていい状況である。環境も関わり合う人も変わる。責任はおそらく重くなる。そのことを考えると少なからず気分も重くなる。
 けれども、会社は、そしてこれまで私の周囲にいた人々は、現部門の状況や私のこれまでの仕事を勘案したうえで、私に新しい行き場を提供してくれた。あとは自力で自分の居場所をつくっていくしかない。私にそれを楽しむ余裕があれば、きっと充実した時間になる。そう信じて頑張るしかない。


 ともかく私はこの土日、少ない荷物とはいえ荷造りに忙殺された。2日間かけてようやく半分ほど進んだ程度だろうか。これからお世話になったお客様へのご挨拶や引き継ぎ、送別会などで忙しい日が続くが、着々と荷造りは進めなければならない。辞令は受け取ったが引っ越し準備が終わっていないなどということになれば恥ずかしいことこのうえない。残された時間はあと10日である


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2018/01/16

近鉄特急「しまかぜ」の旅

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 伊勢神宮参拝と散策を終えた我が家族は、バスに乗って近鉄宇治山田駅へ。80年余りの歴史を持つ駅舎は、壮大な近代建築である。歴史を感じさせる外観とは裏腹に、駅舎内には土産物屋の他コンビニエンスストアも入居している。一角には小さな鉄道模型のジオラマが展示されており、一般特急や「伊勢志摩ライナー」、「しまかぜ」など、近鉄を代表する特急列車が走り回っている。


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 宇治山田からの帰路の列車は、16時22分発近鉄名古屋行き特急。「しまかぜ」の愛称を持つ観光特急である。これまでの近鉄特急のイメージとは一線を画した青と白のボディーに、前面展望車が引き締まった表情を見せる。
 清潔感のあるデッキから、3号車のサロン席へ入る。12月の初旬に予約したのだが、個室はすでに満席。プレミアムシートも残席はバラバラに数席あるだけで、サロン席も1区画だけが空いていた。向かい合わせのゆったりとしたシートの向こうに大きな窓がある。坊主たちだけでなく嫁も、おおっ、と声を上げる。


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 座席はリクライニングしないもののゆったりとしたかけ心地で、疲れを感じない。出発するとすぐに、女性乗務員がおしぼりのサービスに回ってくる。かつての近鉄特急では必ず行われていたサービスだが、廃止されて久しい。こういうところにも「しまかぜ」の特別な位置づけがあらわれている。
 車内はWi-Fiも完備しており、個室ならばテレビで視聴できる車内エンターテインメントや前面展望映像なども、パソコンやスマホを介して見ることができる。ゆったりした座席に埋まり、おやつをつまみながら前面展望映像を眺めて坊主たちはご満悦である。


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 せっかくなので4号車のカフェへも行ってみる。車両の片側に通路があり、その反対側が2階建てのカフェになっている。5号車寄りの売店コーナーのすぐ横に階段があり、1階、2階のカフェへ通じている。1階に客の姿はなく、2階には何組かの客がいたが、私たちが4人で上がっていくと、座席を詰めて4人分の席を空けてくれた。4人で並んで飲み物を飲みながら、徐々に暮れていく流れる景色を眺める。優雅な時間である。


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 「しまかぜ」は、伊勢市を出ると途中近鉄四日市のみに停車し、17時44分に終点、近鉄名古屋に到着した。宇治山田から1時間22分、始発の賢島からでも2時間4分の旅路にはもったいないほど贅沢な列車の旅には、「こんな電車初めて!」と、下の坊主は興奮気味。「北斗星」の経験がある上の坊主、100系食堂車を体験した嫁もご満悦の様子であった。
 ただ、それだけに、名古屋からのJR中央線快速のロングシートに揺られる40分余りが余計に長く感じた、と、3人が口を揃えて感想を漏らした。実のところ、電車大好きの私も同様の感想を抱いたことは、内緒である。



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2018/01/14

おはらい町・おかげ横丁・赤福

 もう少し、伊勢神宮の話の続きを。


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 伊勢神宮の内宮前には、おはらい町と呼ばれる鳥居前町が伸びている。土産物屋、食堂などが狭い道の両側に並び、参拝を終えた客でごった返している。内宮近くは比較的新しいビルも目立つが、進むにつれて古風な木造建築の建物が増える。1980年代から90年代にかけて街並みが再整備されていったのだそうである。


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 そのおはらい町の中心近くから、おかげ横丁が伸びている。おはらい町の整備を受けて整備された、江戸時代から明治時代にかけての鳥居前町の雰囲気を再現した街並みである。ここも飲食店や土産物屋が並び、伊勢神宮エリアの中核的な名所になっている。横町のほぼ中央辺りにある太鼓櫓では、神恩太鼓と呼ばれる太鼓の演奏がおこなわれていた。


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 おかげ横丁を私費で整備したのが、赤福である。言わずと知れた伊勢銘菓の会社で、その本店はおかげ横丁の入口近くの角地にある。本店を含む近在の店舗では、赤福をその場で食べることができる喫茶コーナーがある。我が家は本店の向かいにある別店舗で、嫁が赤福2個に伊勢茶がついて210円の「盆」、あとの3人は520円の「赤福ぜんざい」を食べる。かすかに焼き目のついた餅が香ばしく、ぜんざいも甘さ控えめでおいしい。


 赤福の原料の主産地は、もち米、小豆ともに北海道。特にもち米の主力は、私が担当している名寄市を主産地とする「はくちょうもち」である。北海道で生まれた材料が三重で日本有数の銘菓に加工され、北海道人たる家族の胃の中へ帰っていったわけである。
 北海道由来の銘菓は北海道にも多数あるが、全国に向けて上質な素材を送り出す北海道の底力を、あらためて思う。



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2018/01/12

伊勢神宮へのお参り

 実家に帰省中の1月5日、家族を伴って伊勢神宮へ参拝に出掛けてきた。


 伊勢神宮を参詣するのは30年ぶりくらいである。高校1年の時だったのではないかと思うが、亡き祖父が12月31日の夕刻、突然、「おい、伊勢神宮に行くぞ」と私を連れ出した。それまでに名古屋の熱田神宮へは何度か二年参りに連れていかれていたが、伊勢神宮は初めてである。
 なぜそういうことになったのかは今もってわからないが、ともかく祖父と二人、自宅を出てJR中央線と近鉄特急を乗り継いで23時半過ぎに伊勢市駅で降り、大混雑の外宮、内宮を詣でた。宇治山田駅から元日3時過ぎの近鉄特急で名古屋へ戻り、付け足しのようにガラ空きの熱田神宮を詣でて早朝、自宅へ帰った。それ以来である。


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 今回は早朝7時に自宅を出て、JR中央線の普通電車から名古屋で快速「みえ1号」に乗り継ぎ、10時18分に伊勢市駅へ着いた。外宮へは駅正面の参道をまっすぐ歩いて10分足らずの距離である。前回は30年前、しかも深夜だったから参道の雰囲気の記憶はほとんどない。土産物屋や食堂が並ぶ通りは、参拝客で賑わっている。


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 参道から外宮へ入り、正宮(豊受大神宮)にお参りをする。衣食住と広く産業の神様である豊受大御神を祀っているとのことである。ネット上の参拝作法に関する記事などを諸々読むと、正宮では個人的なお願いはしてはならない、とのことであるから、日々の健康と安全への感謝の気持ちを込めて頭を下げる。正宮では賽銭もしないのがルールだという。


Dscn7245  正宮の後は、豊受大御神の荒御魂を祀る多賀宮、鎮守の神である土宮、風雨をつかさどる風宮と3つの別宮を参拝。こちらは賽銭をして個人的なお願いごとをしても良いとされている。子供たちも神妙な顔つきで何やらお願いごとをしている。


 外宮の参拝を30分余りで済ませ、バスに乗って内宮へと回る。乗り場には列ができているが、バス2台分ほどで、連続してやってくるバスにさほど待たずに乗車。道路も混雑しているものの、内宮へは10分ほどで到着する。


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 二年参りや正月三が日は、内宮の入口にある宇治橋のあたりからすでに行列ができ、参拝には1時間ないし2時間を要するとされている。30年前もこのあたりから相当長い時間並んだ記憶があるが、今日は人こそ多いものの行列にはなっておらず、天照大御神を祀る正宮(皇大神宮)まですんなりと辿り着く。こちらでもルールにのっとって賽銭はせず、神様への感謝を込めてお参りをする。


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 続いて天照大御神の荒御魂を祀る荒祭宮、風雨をつかさどる風日祈宮を参拝する。内宮にはこの他にも四つの別宮が内宮の敷地外にあるが、これでとりあえず一巡とする。ここまでおよそ2時間あまり。正月の大混雑を想定して、3時間から3時間半を要する前提で予定を組んでいたが、1時間以上早い。5日ともなればかなり空いた状態でゆっくりと参拝できるようである。


 さて、様々な神様の前で神妙な面持ちをしてお参りをしていた坊主たちに、何をお願いしていたのかと尋ねてみた。上の坊主は多くを語らなかったが、下の坊主は、「知恵がつきますように」と「忘れ物をしませんように」とお願いしたそうである。これはどちらかと言えば本人の努力と心がけに依る部分が大きいように思われ、神頼みをしてどうなるものでもないと思うのだが、本人はいたって大真面目であるから黙っておくことにする。


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2018/01/08

格安航空会社で飛ぶ実家への帰省

 年明けからずいぶん過ぎてしまいましたが、皆様、本年もよろしくお願いいたします。


 今回の年末年始は、曜日の配列の関係で休みが長く、私は家族を伴って岐阜の実家で過ごした。


 家族4人で実家に帰るとなると、旅費だけでも馬鹿にならない。以前にも書いたことがあるが、これまで帰省となると、どの交通機関を使っても往復で10万円を超える金額になるのが当たり前だった。

 ⇒船旅ざんまい【6】船旅のお値段

 ところが、最近では国内線にもいわゆる「LCC(格安航空会社)」の就航が増加している。私が利用する中部-新千歳には、2013年からジェットスターが就航しており、4年前の祖父の葬儀の際に利用した経験もあるが、昨年10月からエアアジアも同区間に新規就航し、LCC複数社就航となっている。他社も加えるとこの区間には実に6社が入り乱れており、準幹線としては稀有な競合区間である。


 こうした関係からか、新千歳-中部の運賃は、成田や関西などと比べても安価に設定されている。LCCの料金は利用日や予約のタイミングなどによってかなり幅が大きいが、我が家の場合、12月31日の新千歳→中部をエアアジア利用で25,440円、1月6日の中部→新千歳をジェットスター利用で25,560円で、しめて51,000円と文字通り格安である。どちらも座席指定込みである。しかも復路のジェットスターには、12月31日から7日分の新千歳空港付近の民間駐車場料金3,000円が含まれている。


 「安い」というだけで漠然と安全性に対する不安が感じられるという人もおり、そのあたりの感じ方は人それぞれであるが、少なくとも会社の信用を損なうような危険が頻発するはずもないし、事故を起こすつもりで操縦する乗務員などいるわけがない。
 また、変更やキャンセルに大幅な制限があるが、旅程がある程度決まっている分には有用だし、不慮の欠航などにぶち当たっても、この料金ならばその時はその時と腹を括れるレベルである。


 実際に利用してみると、空港ターミナルのブリッジが一番端にあることと、座席の間隔が狭く私の身長では膝がややつかえること、ドリンクや機内エンターテインメントのサービスがないことくらいの差でしかない。1時間半から2時間くらいのフライトであれば十分我慢できるし、少し高めの座席指定料金を払えば、最前列や非常口付近のやや足元の広い席を利用することもできる。荷物の持ち込みも7kgを超えると追加料金が必要だが、事前に宅配便で実家に送ってしまえば数千円の投資で済む。


 というような話を周囲の人々にすると、一様にその安さに驚く。それも道理で、1人往復12,750円という設定は、JRならば札幌-北見のRきっぷよりも安い。空港へのアクセスなど余計にかかる料金もあるにせよ、道内の地方都市出身者が帰省するよりも、どうかすると安上がりになる。


 それはそれでいいことなのだが、特にこの話を岐阜の友人たちにすると、驚きの跡に必ず「それならもっと高い頻度で帰省できますね」という期待が付け加えられる。
 年末の31日の夜には中学時代の友人たち、年明け2日には高校時代の部活仲間と集まって飲み会というのが、もう20年来続く恒例行事になっている。これに高頻度で参加できるようになるのは嬉しいことなのだが、私ひとりの都合で毎年何度も帰省するわけにはいかない大人の事情もあるし、バランスが難しいところである。
 第一、毎年参加していると、飲み会の席でのネタが尽きるのではないかという不安もある。人を笑わせたくて仕方がない私としては、ネタ枯れが実は一番怖い



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