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2018/10/11

2018年8月 鉄道全線完乗への旅【6】 北海道新幹線でJR制覇(1)

 前回の続き。


 8月19日、日曜日。区切りの朝を私は青森市内のビジネスホテルで迎えた。前日、大学時代からの気の置けない友人と、うまい食事を食べながらささやかに飲んだ。その心地よい余韻が残る中、8時少し前にホテルを出て、途中朝食をとって青森駅まで1kmほどの距離をゆっくり歩いた。お盆が明けたばかりだがそれほど暑くはなく、ネクタイを締めてきた首元に不快な汗をかくこともない。


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 青森9時05分発の秋田行き特急「つがる2号」で1駅、新青森へ。この1駅間は特例で特急券なしで利用することができる。4両編成のE751系電車の乗客はまばらで、この後にも普通列車が1本あるため、新青森で下車した乗客もわずかである。


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 高架の立派な新青森駅東口の前には、整然とした駅前広場が広がる。その向こう側には戸建てや小ぶりな集合住宅が並んでいるが、商業施設はレンタカーの営業所が目立つ程度で商業施設やオフィスビル、ホテルなどの姿はない。西口、南口も覗いてみたが同様で、新幹線駅としては寂しく人の往来も少ない。けれども、駅の中にある商業施設「あおもり旬味館」だけは、まだ9時過ぎだというのにたくさんの客で賑わっており、連なる土産物屋も忙しそうである。


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 これから乗車するのは、東北・北海道新幹線のトップナンバー、「はやぶさ1号」である。9時半過ぎにホームへ上がると、ホーム上にはすでに多くの乗客がいて列車を待っている。この時間、北海道へ向かう客などごくわずかではないかと思っていたので少々意外な気分になる。意外といえば、昨夜会食した友人も、見送りと称してホームにふらりと現れてくれた。こういう彼のささやかな気遣いが実にうれしい。持つべきものは友である。

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 9時49分、東京からの「はやぶさ1号」が到着。窓から覗くと、少なからず下車客もいるが座席は8割方埋まっている。私の指定席は8号車19番E席。記念の日にひっかけて、狙って確保した座席である。幸運にも隣に乗客は現れなかった。
 「ねぶた」の発車メロディーと、窓越しに友人の見送りを受けて、9時51分、「はやぶさ1号」は新函館北斗に向けて滑るように出発した。鉄道全線完乗の達成に先立って、まずはその前奏ともいえる、JR全線完乗達成への最後の列車の旅が始まった。

 続く。



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コメント

新青森へは2~3回行きましたが駅前、いまもこんな感じなのですね。新青森の駅で、ソース味の蕎麦?(≡人≡;)食べました?!。(また師匠に食べ物か~って言われそう)
特急つがるが真っ赤に色付いたりんごのようで素敵な赤ですね(*´▽`)
また青森にも行きたくなりました(^_-)
師匠のスーツ姿も素敵ですね🎵

投稿: ゆきぱんだ | 2018/10/12 03:30

 ゆきぱんださん、いつもありがとうございます。
 新青森の駅周辺をじっくり観察したのは今回が初めてたっだのですが、開業から8年過ぎても駅周辺はまだまだ寂しい感じでした。これは次の記事にも書きましたが、新函館北斗駅の将来も思いやられますね。
 スーツ姿素敵ですか?それはたぶん素材がいいからです(笑)

投稿: いかさま | 2018/10/14 23:06

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