« 鉄道完乗こぼれ話【4】下世話な話ですが、お金。 | トップページ | JR北海道「維持困難線区」は何処へ【9】札沼線末端区間廃止決定とJR北海道の現況 »

2018/12/17

年の瀬の出来事~爆発事故に思う

 昨日、たまには小難しい記事でも書こうかとPCを立ち上げて、私は初めて札幌で起こった惨事に気が付いた。


 事件は昨夜8時半ごろである。場所は地下鉄南北線・平岸駅近く、国道453号線(通称:平岸街道)に面した居酒屋、不動産仲介店、整骨院が入る雑居ビルが突然爆発した。この時の音は、現場から遠く離れた東区や中央区でも、雷鳴のごとく聞いた人がいるという。
 私の自宅からはおよそ7~8kmほど離れているが、この一帯は、私が大学生時代、毎週2ないし3回アルバイトのために通ったあたりで、現在でもしばしば車で通るところである。


 発生直後からTwitterなどのSNSには、報道各社や近隣住民が撮影した写真が絶え間なくアップされていた。不動産仲介店は跡形もなく、まさに「吹き飛んだ」といった様相で、隣の居酒屋も天井が崩落して原形をとどめていない。かろうじて整骨院が姿を保っているが、一帯は瓦礫の山と化している。


 不動産仲介店と細い通りを1本挟んで立つロイヤルホストは、私が学生時代、時間潰しでしばしばお世話になったところだが、こちらの窓ガラスも粉々である。それどころか、片側2車線プラス中央分離帯のある広い平岸街道を挟んだマンションの窓ガラスも全滅である。今日たまたま私の会社に来た取引先の営業所もこの近くにあり、やはり道路に面したガラスはすべて割れたという。猛烈な威力である。これから寒さがひときわ厳しくなる時期、近隣の住宅なども含めて広い範囲で生活に影響が出ることになるだろう。


 一夜明けてニュースが伝えた現場の状況は凄惨をきわめた。怪我人は重傷者を含めて40人を超え、私の友人の友人も現場に居合わせて、火傷や足を折る怪我をされたそうである。だが、現場の映像を見る限り、負傷者の方には申し訳ない表現かもしれないが、この状況で命を落とす方が出なかったことが奇跡とも思えるほどである。


 事件から1日が経過し、爆発原因の特定が進んでいるようである。スプレー缶のガスの充満が引火原因との報道があり、当事者の証言もあることから断定される可能性が高いと思うが、その一方で現場となったビルの防火管理体制の不備も指摘されている。私自身、業務上、ビルの防火管理者に選任されていることもあり、このあたりは他人事ではない。面倒な仕事ではあるが、ひとたび何かが起こった時、その原因が何であれ、防火体制の不備は厳しく糾弾されることになる。


  そういえば札幌では、今年1月にも自立支援住宅で11人が死亡する火災があった。直前まで当たり前の生活を送り、当たり前に時間を楽しんでいた人々に、一瞬にして悲劇は訪れる。決して別世界の話ではない。なんともやるせない年の瀬になってしまったなあ、と思う。


 負傷された方々の一刻も早い快癒と、心の安定が戻ることを切に願う。


ランキング参加中です。みなさまの「クリック」が明日への糧になります。よろしかったら、ポチッとな。

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ 鉄道コム

|

« 鉄道完乗こぼれ話【4】下世話な話ですが、お金。 | トップページ | JR北海道「維持困難線区」は何処へ【9】札沼線末端区間廃止決定とJR北海道の現況 »

日常の旅人」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 年の瀬の出来事~爆発事故に思う:

« 鉄道完乗こぼれ話【4】下世話な話ですが、お金。 | トップページ | JR北海道「維持困難線区」は何処へ【9】札沼線末端区間廃止決定とJR北海道の現況 »