食の旅人

2013/09/10

秋の味覚

関西乗り歩きネタをもう一度お休みして、昨日の話。

午後8時前、仕事を終えて自宅に帰ってくると、玄関に大きな段ボールが置かれていた。どこかからのお届け物のようである。どうせいつものように嫁宛ての荷物だろう、こんなところに放っておいて、と、これまたいつものように大きな声を出そうと思ったが、少々様子が違う。

箱は白い箱で、近寄るとすでにほんのりと甘酸っぱい香りが漂ってくる。ぶどうのようである。箱のサイドには、近畿地方某県の農園の名前が書いてある。
もしや、と思って送り状を見ると、私に内緒でコッソリ先斗町の「万兩」さんへtutatyanさんに会いに行ったbuzzっちさんの名前と住所がそこにあった。

嫁が言うに、
「さっきから子供たちが、食べたい食べたいと大騒ぎしている」
という。2階から「♪ぶどう、ぶどう、ぶどう…」と歌うように坊主どもが駆け下りてくる。
お父さんはぶどうより先にご飯が食べたいのだが、そうはさせないぞ、という空気が家一杯に漂っている。

やむを得ません。さっそくいただきましょう。

厳かにふたを開けると、フィルムに包まれた大粒のぶどうの房が4つ。「ピオーネ」という品種で、紫色の果皮で大粒、種無しが特徴である。北海道にも余市町や仁木町など、ぶどうの産地は数あるが、「ピオーネ」は北海道では栽培できない品種で、珍しい。

Dscn2712皿の上に載せられたぶどうを覗き込み、お父さんのGoサインを待ち構えるハイエナ2匹
「よし、食べよう!」の号令で、みないっせいに口の中へぶどうを滑り込ませる。大粒の果肉が果皮を破って口の中にツルンと入ってくる。甘い果汁が口いっぱいに広がる。果肉を噛むと、さらに甘い果汁が出てくる。

美味です平板な表現だが、美味です

3粒ほど食したところで夕食に取り組むお父さんを横目に、坊主どもは次々にぶどうの粒を口の中に放り込んでいく。かくしてお父さんが食事を終わらせていざデザートタイム!となったときには、満足げな表情のハイエナ2匹と、口をもぐもぐ動かしている嫁、そして皿の上にはすでに梗だけが無常にも残されていた

甘くておいしかったね~」というお父さんの感想に、嫁も子供も大きくうなずいて満足気であった。けれどもその後の、
どうだい、お父さんが日々部屋に引きこもってブログを書いているのも、ひとりで電車に乗りに出掛けるのも、悪くないもんだろう
という意見には、家族全員が大きく首をかしげた


そして今朝、朝食とともに家族4人で奪い合うように1房を完食。そして帰宅すると、またしても無残にも梗だけとなったピオーネの残骸をテーブル上に発見する。

buzzっちさんありがとうございました。今夜現在残り1房、心していただきます。

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2013/07/28

buzzっちさんとの一夜【2】

前回の続き。これまでのあらすじは、こちら、もしくはこちらへ。

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次々に運ばれてくるお肉は、どれもこれも柔らかく、程よく焼けた状態で口の中に放り込むと、まさに融けていくような感じでおなかの中に入っていく。
日頃の食生活の貧しい私は、食べ物の話になると表現が凡庸になってしまう悪い癖がある。こういう話はbuzzっちさんに遠く及ばないので、ぜひこちら訪ねていただいて、画面と文章から伝わってくるお肉の味を堪能していただければと思う。

元来私は初対面の方とお話しするのがすこぶる苦手なのであるが、そこを救ってくださったのは、buzzっちさんの奥様。お話し上手で明るく聡明な奥様のおかげで、私の緊張感も解けた。大学生の娘さんも非常に打ち解けた感じで、はっきりした物の話し方の随所に優しさが垣間見える、好感度の高いお嬢さんである。
buzzっちさんは、こういう会話を傍らで聞きながら、時々上手に合いの手を入れてくださる。どちらかというと物静かな雰囲気である。食べ物の取り分けや飲み物のお代わりまで、気配りの方でもある。ご夫婦のやり取りを見ていると、奥様がテンポの良い投手、buzzっちさんがリード巧みな捕手という、非常に息の合ったバッテリーに見えてくる。私は打席に立って、投球に翻弄される凡打者の雰囲気である。

飲んで、飲んで、食べて、飲んで」を期待されていたbuzzっちさんにとっては、あまり酒の飲めない私はあまりいいお相手ではなかったかもしれない。が、2時間半余り、非常に楽しい時間になった。ほろ酔い気分で喋り過ぎてしまったのではないか、と、いつものごとく後になって反省することになる。食事はすっかりご馳走になってしまい、おまけにお土産まで持たせていただいて、いっそう申し訳ない気持ちになる。

buzzっちさんから持たせていただいた要冷蔵のお土産は、翌日、ホテルの近くと京阪八幡市駅前のコンビニで購入した凍ったお茶のペットボトル、および伊丹空港の売店で善意で分けていただいた保冷剤のおかげで、無事自宅まで運ばれた。
帰宅翌日、さっそくわが家の食卓に乗ったのは、しょうがの漬物。「姫しょうが」というらしく、夏場限定のお品のようである。独特の辛みが少なく、さっぱりとして非常に美味しいその漬物を、私は京都の楽しい夜を思い出しながら食べた。

はたと思ったのは、それをすべて平らげた後である。
私はこの先起こるであろうブログでのやり取りを想定し、この漬物を写真に収めておくべきではなかったか
だが手遅れである。被写体となるべき対象はすでに私の胃袋の中にいて、食卓の上には美濃焼の器だけが乗っている。これではブログネタとしては不十分である。

運ばれてきた食事に手をつける前に反射的にカメラを構える、buzzっちさん一家の域に達するには、まだ相当の時間がかかりそうである。

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2013/07/26

buzzっちさんとの一夜【1】

前回の続き。これまでのあらすじは、こちら、もしくはこちらへ。

むんむんとした暑さの中、四条河原町の高島屋に着いたのは18時50分頃。待ち合わせ相手のbuzzっちさんは、と周囲を見回してみるが、それらしい人の姿はない。まだ待ち合わせの時間には間がある。私は店内のベンチに座って、店内や店外を眺めながらbuzzっちさんらしき人の姿を探したが、5分ほど経っても、それらしき姿は見当たらない。

と、携帯電話がポケットで震えた。buzzっちさんからである。私はもう一度周りを見渡したが、電話をかけている人は誰もいない。店の外へ出ると、私が座っていた場所からはちょうど死角になる建物の陰で、大柄な男性が携帯電話を耳に当てているのが見える。そしてその隣には、緑のワンピースを着た小柄な女性が立っている。buzzっちさんからのメールにあった、目印の服装そのままである。私は、この人だ、と確信した。しかし残念ながら、この人たちの視線は、まったく別の方を向いている

130x175_3「失礼します」と、おずおずと声をかけてみると、やはりbuzzっちさんであった。なるほど、アバターの雰囲気にきわめて近いが、表情はもっと柔和な方である。そして隣の女性が、ブログでもおなじみの奥様。さらに驚いたことには、大学生の娘さんまでご同行されている。普通このくらいの年代になると、両親と連れ立って歩くことなど気恥ずかしく、滅多にないだろうと思うし、まして今日はの他人(※注:シャツの色ではない)との初対面である。普通は誘ってもついて来ないだろうと思うのだが、このあたり、buzzっちさん一家の和気あいあいとした理想の家族像が透けて見える。

Dscn2543_2娘さんの案内で、先斗町を北へ歩く。花街の面影を色濃く残す、石畳の細い路地は、古めかしい建物が軒を連ねて趣深い。私はこの通りの雰囲気が大好きで、京都へ来るたびに歩いてみるのだが、一度舞妓さんとすれ違った時には、まるでタイムスリップしたような気分になり、非常に興奮したことを覚えている。

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ご案内いただいたお店は、京の焼肉処「弘」 。その店構えからして風格が漂っている。まずは4人で乾杯。と、buzzっちさんは乾杯の風景をスマホで撮影。ややあって最初に運ばれてきたのは、昨今滅多にお目にかからなくなったユッケ。しかも黒毛和牛である。私はもはやよだれが垂れそうになっている。なにしろ、札幌を発って以来口にしたものと言えば、コンビニ弁当菓子パン菓子パンコンビニ弁当菓子パン→そば&ソースかつ丼→お祭り屋台の牛タン串→菓子パン菓子パン、という状態だったのだから、こんなものを食べたら胃袋がびっくりするに違いない。

そんな私の横で、運ばれてくるお肉を次から次へと写真に収めるbuzzっちさん。いや、buzzっちさんだけではない。奥様も娘さんも、スマホを構えてさながら大撮影会である。
なるほど、buzzっちさんの、あの画面から美味しさが漂ってくる素敵なブログは、日々このようにして生まれているのだ、と、私は妙に感心した。

もう1回続く。こちらからぜひ、buzzっちさんとのコラボも楽しんでいただきたい。

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2013/01/30

究極の名古屋めし?

久々に食べ物の話を。

名古屋めし」という言葉が比較的普通に使われるようになったのはここ最近のことではないかと思うが、最近ではそれなりにメジャーになって来て、北海道に居ながらにして食べることができるようになってきている。
手羽先の「世界の山ちゃん」は札幌に進出して既に久しいし、さっぽろ東急百貨店では「大なごやまつり」が3年前から毎年開催され、「矢場とん」のみそカツ、「なまずや」のひつまぶしなどが恒例で参加。昨年秋は私が親子2代で愛した「ヨコイ」のあんかけスパゲティも加わった。これは非常にありがたいことである。

ただ、どうしても北海道で食べられない「名古屋めし」もある。
すがきやラーメン」である。

東海地区で生まれ育った青少年ならば世話になったことがない者の方が少ないのではないかと思われるほどメジャーな食べ物。私は、これをある意味究極の名古屋めし」ではないか、と考えている。
私は、今回帰省した際も、名古屋港からフェリーに乗る前に、難色を示す家族を無理に引き連れて、「すがきやラーメン」を食べに行った。

Img_0488店舗形態はファストフード店で、独立店舗は少なく、大型ショッピングセンターのフードコートテナントとしての出店が非常に多い。このスタイルは昔から不変で、高校生当時よく利用したのも駅前のショッピングセンターのフードコートだったし、今回立ち寄ったのも、新瑞橋のイオンモール内のフードコートである。(写真は別の店舗)

Img_0501豚骨系の白い和風スープに細い麺。具は限りなくシンプルで、薄っぺらいチャーシュー1枚、小ぶりなメンマ3~4片、それに刻みねぎ。これで1杯290円の安さである。私の高校時代には、確か200円そこそこ。部活帰りの空腹感は、手頃な出費で満腹の満足に変わった。
うまいかどうかはこの際問題ではない

ただ、それでもときどき無性に食べたくなるのが「すがきやラーメン」なのである。

もうひとつ。写真のラーメンの上に乗っている特異な先割れスプーンは、「ラーメンフォーク」と言って、すがきやオリジナルの食器である。通はこのフォークの先でラーメンを食し、スプーンの部分でスープを飲む。というが、基本的には箸で食べる方が楽に決まっている

このラーメンフォークは、近代的なデザインセンス溢れる商品として、ニューヨーク近代美術館「MOMA」に併設されている「MOMA Store」で購入することができる
私は、北海道ローカルのラジオ番組でこの情報に触れて驚き、2009年にニューヨークのMOMAを実際に訪問して、その向かいにある「MOMA Store」で、幾多のハイセンスな実用品に混じって本当に売られていたラーメンフォークを見て、さらに驚いた
ラーメンの値段も驚きだが、このことの方がよほど驚くべきことである。

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2012/09/21

旅先における「食」についての考察

旅に出る楽しみのひとつとして、「旅先で現地の名物やおいしいものを食べる」ことを挙げる人は数多い。テレビの旅番組を見ていても、必ず食事の話が出てくるし、場合によっては「食べること」そのものを目的とした旅を特集する、なんてこともある。

ところが私はそういった感覚がきわめて希薄な人である。
ここ最近の旅は「鉄道に乗ること」という明白な目的のもとに出掛けることが多いから、よけいに「食べてる暇があれば乗っていたい」となる。昼食時には列車に揺られながらコンビニか駅の売店で買ったパンをかじり、夜は夜で安いビジネスホテルで粗食をつまみながらテレビかインターネットをせっせと眺めている。
こうした私の行動は、上司をして、
「いかさまの旅先での食事は、菓子パン・菓子パン・カップラーメン
とまで言わしめる。

全くその方面に興味がないわけではない。現に先日も宇都宮で餃子を食しているし、熊本で馬刺し、福岡や喜多方でラーメン、シカゴでスペアリブ、などと、意図的に食べに行くことも稀にはある。けれども、旅行の頻度の割にそういうことが少ないのは事実として認めざるを得ない。

理由はいくつかある。

第一に、経済的な余裕が少ないこと。ビジネスホテルですらインターネットを駆使して激安・下の下のホテルを探すことが多いくらいだから、食事に金を掛けるのも馬鹿らしいと思ってしまうケチな性格のせいもある。極端だが「菓子パン・菓子パン・カップラーメン」なら、1日の食費が1,000円でお釣りが来ることもある。

第二に、体力的な問題。日中アクティブに動き回ることが多いので、1日の行程が終了した夜、ホテルのベッドに倒れ込んでしまうと、それ以上動く気がしなくなる。これは年をとるにつれて、その傾向は強まっている。

第三に、嗜好の問題。これは第二の理由とも絡むが、1日の疲れを癒すに当たってジョッキ1杯のビールが欠かせない、と言う人はたくさんいる。
ところが私は基本的に酒を飲まない。だから酒を飲みながら地元の名物をつまむ、という発想がない。別に酒を飲まなければならないというルールがあるわけではないが、夜の店は酒を飲まない人間にとっては敷居が高いことが多い。

第四に、雰囲気の問題。第三の理由と絡んでくるが、夜の居酒屋などを見回すと、ひとりで来ている客はほとんどいない。たいていがふたり以上である。そういう店にひとりで入り、サイダーやウーロン茶を飲みながら食事をとるほどわびしい気持ちにさせられるものはない。
それなら奥さんも旅行に連れて行けば」と言われることもあるが、そもそも鉄道に何の興味も示さない嫁をそれだけのために連れて行くほど私は鬼でもない

そして第五に、根本的な性格の問題。食に対するこだわりがそもそも希薄なのである。学生時代から質より量を追い求める傾向が強いようである。高級しゃぶしゃぶ店より焼き肉バイキング、フランス料理のフルコースより吉野家の特盛に満足する自分に、高級な餌を与えてもしょうがないのである。

そんなわけで、タイトルこそ大仰ではあるが、旅先における「食」などと上段に構えて語る資格は私にはない。旅先でのこの粗食傾向は、おそらく日本の鉄道をすべて乗り終えるまで続くものと思われる。

ただ、この年になって来ると、さすがに自分の健康のことも多少は気がかりになって来るので、1日に1回は米と野菜を必ず取るように心掛けている。よって最近の私の旅先での食事は「菓子パン・菓子パン・コンビニ弁当」くらいにはなっている。

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2012/05/15

博多うまか市

会社から徒歩圏内にある東急百貨店。ここの催事場では時々、全国各地の名産展が開催される。イートインが設置され、その場で食事をとることもできるので、興味のある催事のときには昼食を取りにでかけることが多い。
今週の催事は、「博多うまか市」。日ごろは旅に出ても、ファストフードやコンビニで食事を済ませてしまうことが多いのだが、こういう催事が行われると、何となく足が向かうから不思議である。

Img_0095今回、イートインで用意されていたのはラーメン。博多と言えば、何はなくともまずはラーメンである。公私含めて博多へ行ったことは何度かあるが、いつでも気がつくと足は中洲の屋台へと向かっている。那珂川の川べりに屋台が並ぶ雰囲気も好きだ。
出店しているのは、長浜ラーメンの「博多一心亭」。とんこつの白いコクのあるスープに細い麺が絡み、美味。ネギとチャーシューだけのシンプルな具の構成も、かえってラーメンの味を引き立たせるような感じでよろしい。
替え玉前提の長浜ラーメンは、1杯の麺の量も少なめだと思っていたのだが、ここでは催事サイズなのか、心持ち量は多め。値段も580円、替え玉150円と、催事価格なのかやや高めな気がする。
それでももちろん替え玉は欠かせない。しっかりと量のある替え玉がざるから追加される。味に癖がないから食べやすく、たちまち完食。おなかいっぱいである。

Img_0097さらにお土産として、かさの家の「梅が枝餅」を購入する。
「梅が枝餅」と言えば、太宰府天満宮の名物だから、厳密に言うと「博多うまか市」の範疇に入るのかどうか疑問ではある。
「梅が枝餅」を食べるのは、22年ぶりである。1990年の春、高校3年になる前の春休み、九州旅行の途上で、私は学問の神様である太宰府天満宮を訪れた。お参りをしておみくじを引き、学業の欄に「叶うが遅れる」と書かれたおみくじを憮然として握りしめながら、私は梅が枝餅を食べた。
この餅は焼きたてのアツアツで食べるのが最高である。冷めると正直言ってうまくない。私は、透明のつい立ての向こうで、練ったもち粉であんこを包み、専用の鉄板で焼かれる梅が枝餅の姿を見ながら10分ほど並び、焼きたての梅が枝餅を5個手にして会社へ戻った。職場の女性におすそ分けしたところ、すこぶる好評であった。

この他にも、明太子や鉄鍋餃子、パン、和菓子など、さまざまな名産品が並んでおり、目移りする。私は高菜漬けが結構好きだったりするので、日を改めて買いに行こうかなどと思っているのだが、店内を冷やかしているうちに、こんなものを見つけた。

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博多めんたいこんにゃく「赤い恋人」

「面白い恋人」はアウトだが、「赤い恋人」はセーフらしい。

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2012/04/08

焼きそば三昧。

先週の話になるが、会社近くの某百貨店で、ご当地グルメを集めた催事が行われており、昼休み、昼食の調達に出掛けてみた。混雑する催事場にはあちらこちらからさまざまな食べ物の香りが漂ってきて、百貨店とは思えない混沌とした空気になっている。

私は最初に目についた、秋田県横手市、あつあつ亭の「横手焼そば」に手を伸ばし購入。もちろんこれだけでは足りないので、場内を一周するうち、今度は静岡県富士宮市、曾我麺の「富士宮焼きそば」を見つけてつい衝動買い。いずれもB級グルメの祭典、B-1グランプリで上位入賞の常連として名高いご当地グルメである。

Img_0021パックに入った2種類の焼きそばを会社に持ち帰って食べ比べ。
横手の方はいったんゆでた麺に甘めのソースをたっぷり絡めて仕上げている。やや水気が多いのでソースが食べ終わった後のパックに残るのがあまりよい気分ではないが、まずまずうまい。目玉焼きが乗っているうえ、普通なら紅ショウガが添えられているところに福神漬けが鎮座しているのも悪くない。
富士宮の方は、ごくオーソドックスな仕立ての焼きそばであるが、ソースがピリッと辛く、大人の味わい。これも美味である。どちらも甲乙つけがたい。かわるがわる箸を伸ばしてあっという間に完食。満足度もカロリーも高い昼食となった。

その日、自宅へ帰る途中、私は夜のおやつを買うためにコンビニに立ち寄った。スナック菓子コーナーを物色し、なんとなく気になった1品を購入して帰った。22時過ぎにパソコンの立ち上がりを待ちながら、そのスナック菓子を開封。そのときまで私は、昼食が焼きそば2人前であったことをすっかり忘れていた。







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わたしが購入したこの日3食目の「焼きそば」である。

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2012/03/05

「ひつまぶし」? いえ、「うな釜」です。

あまり鉄道の話ばかり書いていると叱られそうなので、時には食べ物の話を。

名古屋~中京圏の食べ物と言えば、きしめん、天むす、あるいは味噌カツ・味噌煮込みうどん・味噌おでんの味噌三冠王などが容易に思いつくところだが、「ひつまぶし」もその代表選手の一角である。

この「ひつまぶし」の応用編ともいえるのが、「うな釜」である。

岐阜県土岐市、JR土岐市駅の北500mほどのところにある「心斎橋」。ここの「うな釜」が私は大好きで、実家へ帰省すると2回に1回はここに立ち寄る。

F1000238「ひつまぶし」と「うな釜」の違いは、ベースのご飯が釜飯である点。ふわっとしたうなぎを釜飯に混ぜ込んで食べる。食べ方は「ひつまぶし」同様、最初はそのまま、2杯目は薬味を載せて、3杯目は薬味を載せて茶漬けにして食べる。小分けにして4杯目に、最も気に入った食べ方で仕上げる、という流儀もある。釜の底にこびりついたおこげとうな茶漬けのマッチングは、ひつまぶしでは味わえないポイントである。

難点は釜飯ゆえ、出来上がりに時間がかかること。うちの実家からだと、予約の電話をしておいてから出掛けると、到着後、待つほどもなくあつあつのうな釜にありつける。その間約20分といったところ。

名古屋近辺の方、プレミアムアウトレットの帰路にでも、ぜひどうぞ。

レンズ部分も傷だらけの携帯電話のカメラゆえ、写真がいまいちなのが残念である。

「心斎橋」 岐阜県土岐市泉大坪町1-21

http://www.gifucomi.net/shop/shop.shtml?s=1353

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