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2012/11/11

11月の旅の記憶(追録) 房総半島一周 駆け足の旅

前回のブログに「乗るために出掛けたのは1990年の1回だけ」と書いた。
それはある意味では間違っていないが、仕事にかこつけて空き時間に鉄道に乗りに行った、という事実は、少なからず存在している。

例えば、2008年の11月には、房総半島をぐるりと一周している。

この時は、たまたま千葉方面で仕事があった。だから厳密に言うと、「乗ることが目的で千葉まで行った」わけではない。たまたま行った先に乗るべき鉄道があった、だから乗ったのである。「そこに山があるから」と言った登山家、ジョージ・マロリーの精神である。

Pb212279ともかく金曜の午後、その日の夕方の飛行機で北海道へ帰る同行者と別れて、私は内房線の長浦駅から千葉行きの電車に乗った。房総半島の外縁をなぞるように走る外房線・内房線は、いずれも初めての体験である。
私はまず千葉の手前、蘇我へ向かい、そこから外房線の特急で茂原・勝浦などを経由して安房鴨川に着いた。普通電車に乗り換えて館山へ、さらに特急に乗り換えて、長浦で房総半島一周となった。私はそのまま特急で千葉へ行き、普通電車で本八幡へ。さらに都営地下鉄新宿線で新宿へと向かった。

この時のルートは、長浦から時計回りに房総半島を一周し、千葉、東京都内へというルートであるが、JRの切符の規則では、片道切符にならない。片道切符は、同じ駅、同じ区間を重複してはいけないことになっており、このルートでは、長浦で経路がぶつかるからである。

Image2そこで私は、蘇我から外房線で1駅先の鎌取までと、鎌取から外房線・内房線を回って東京都区内までの片道乗車券の2枚を用意した。前者は480円後者は4,310円、しめて4,790円の1周切符である。このほかに別途特急料金が掛かっている。

この話にはちょっとしたオチがある。
これから4か月後の2009年3月、JRのきっぷに関するルールが改定された。外房線・内房線の全駅でsuicaが利用できるようになるとともに、全区間が「東京近郊区間」に含まれることになった。
詳細に説明するとややこしいが、要するに、この区間の中では
途中下車をしない限り、最短距離で運賃を計算する
と言うルールが適用されるようになっている。

すなわち、私が4,310円を払った、「鎌取→安房鴨川→館山→蘇我→東京都区内」の乗車券は、途中で改札を出ない限りにおいて、最短距離の「鎌取→蘇我→東京都区内」で計算され、運賃は820円となるのである。長浦→鎌取間を含めても、1,300円で房総半島を一周できたことになる。

4か月早く来てしまったばっかりに、3,490円も余計に払うことになったわけで、ルールだから仕方がないと言えばその通りなのだが、さすがに私の釈然としない気分はしばらくの間続いた。

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コメント

アカンわっ!
何度読んでもマニアックすぎて
理解できへんわっ(笑)

投稿: buzzっち | 2012/11/14 08:42

>buzzっちさん
いつも、というか何度も(笑)ありがとうございます。

こう言うマニアックな話を書いていていつも思うのは、
「一般の皆さんは理解していただけてるんだろうか」
ということです。

今回よくわかりました。もういちど文章力を磨いてきます(笑)
懲りずに今後もお付き合いのほど、よろしくお願いします。

投稿: いかさま | 2012/11/14 22:47

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