« 2013夏・関西鉄道乗りつぶしの旅【18】例によって総括 | トップページ | 山崎豊子氏を悼む »

2013/10/01

人気ドラマの聖地へ

この週末、大学時代の友人の結婚式で、東京に行って来た。

Dscn2831会場は「學士會館」。旧帝国大学系の卒業生で組織される「學士會」の本拠たる、1928(昭和3)年以来の歴史を誇る建物である。
私はそんな建物があることも、そこで結婚式ができることも、招待状を受け取るまで全く知らなかった。権利はあっても金が勿体無いと、學士會に入ってすらいないのだから仕方が無い。

教会式の挙式に続いて開かれた披露宴の会場は、2階の201号室。 部屋前の控え室に用意されたウェルカムドリンクを飲みながら、周囲を観察すると、どうもどこかで見たことのある風景である。それも昔ではない。ごく最近のことである

Dscn2830 Dscn2802
実はこの部屋、近年稀に見る高視聴率を叩き出したドラマ「半沢直樹」のロケに使用された、まさにその部屋である。今私たちがいるのは、あの最終回、取締役会に入室を許される前に待機していた部屋。ドアの向こうにあるのが、取締役会が開かれていた会議室である。

そう、最終回で半沢が積年の宿敵である大和田常務に土下座させたシーンの、あの部屋なのである。おそらく友人が式場をここに決めた時には、ドラマの撮影すら始まっていない頃であるから、見事な偶然である。

Img_0894館内を散歩してみると、1階の階段の脇には、こんな立て看板も立っていた。イベントのない日は、一般に公開しているらしい。
仮に28日、この部屋を一目見ようとやって来て、残念ながら果たせなかった方がいたとすれば、それは私の友人のせいである

Dscn2803 Img_0897
実際の室内の方も、歴史ある建物にふさわしく、豪華な中にも落ち着きが感じられる。会議用のテーブルが円形に並んでいたフロアには、円卓が10台ほども並んで雰囲気こそやや違うが、出入口や、外に面した窓の造作は、ドラマで見たそのままである。北大路欣也扮する頭取が背にしていた正面は、一部セットを用いて手を加えている。オフィシャルぺージの写真ギャラリーと見比べてみると面白い。

さて、新郎新婦の気持ちのこもった、手作り感満載の結婚式は大変楽しく、また久しぶりの友人たちとの歓談もできて、盛況のうちにお開きとなったが、痛飲して少しくいい気分になっている私たちには、どうしてもしておかねばならないことが残っていた。
招待客がおおむね会場から出て、会場では後片付けが始まろうという頃、

Img_0907

お約束でやってまいりました。さらに、

Dscn2827

この際なのでみんなで仲良くやってまいりました


いい年こいて馬鹿なおっさん集団である。世の中の流れは速い。おそらくこの写真のポーズの持つ意味は、あと2年もしたらわからなくなっているに違いない。おまけに、顔が見えていないのだから、誰が誰なのかもわからない。10数年ぶりの顔合わせだというのに、困った記念写真である。

もっとも、髪の量・質・色で判別可能な者が何人かいる。これが卒業から18年過ぎ、上司にやられても倍返しできず、功績をあげても給料への反映は半返しにも満たない、アラフォーの私たちの姿である。


電車の話は次回以降。



ランキング参加中です。よろしかったら、ポチッとな
ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 2013夏・関西鉄道乗りつぶしの旅【18】例によって総括 | トップページ | 山崎豊子氏を悼む »

日本の旅人」カテゴリの記事

コメント

( ^ω^)おっおっおっ
なんと言う結婚式、パフォーマンス、偶然にしては
さすが、アラフォー世代の時勢の乗り方
及第点を差し上げましょう!

投稿: 姉さん | 2013/10/01 05:48

おはようございますいかさま。
偶然とはいえ、話題の舞台に立て、いいですね。
ブログを読んでいるうちに、“来るぞ、来るぞ”
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
やはりお約束のシーン!(*^ω^*)ノ彡
楽しかったでしょうね。(^_^)v

投稿: mitakeya | 2013/10/01 05:54

(^^)おはようございます
... ☆彡ヾ(⌒∇⌒*)((o(>▽<)o))(*⌒∇⌒)ノ彡☆
いかさまさん家の家宝!いっこ見っけ(^_-)-☆

お友達のご結婚、おめでとうございます
10数年ぶりでも気持ちの合ったパフォーマンスのできる間柄っていいですね

投稿: tutatyan | 2013/10/01 07:23

お祝い事はいいですね。
私も半沢直樹見てました…最終回、キャストの熱演はすごかったですね。新島襄や東京大学や昔の軍部やらとゆかりのある施設で結婚式とは珍しいケースですね。半沢直樹の妻役の上戸彩が、あまりにもいい良妻賢母を演じているので、私にこれを期待しないでください(笑)と言いつつダンナ様とこのドラマは見て(見させられて?)ましたよ。最後には結構はハマりました、リアルに銀行マン残酷物語は、身近な友人等らから見聞きしておりますのでね…

投稿: poem | 2013/10/01 10:04

こんにちは!
なんてタイムリーな!
楽しい式であったことがうかがえる画像ですね!
やらずには帰れないでしょうが、後々謎を残す写真になったりして!
ふふふ!

投稿: ミナゾウ | 2013/10/01 17:00

>姉さんさん
いつもありがとうございます。
会場の係の方に、半ばあきれ顔で
「見物に来て土下座する人は多いが、結婚式でやった人は初めてだ」
と言われました。そう言われるとなんとも恥ずかしさでいっぱいになりますが、よくよく考えると、例の最終回からはまだ1週間しかたっていないのですから、私たちがこの先もそれほど稀有な存在でいられるかどうかは微妙だと思います。

投稿: いかさま | 2013/10/01 22:31

>mitakeyaさん
いつもありがとうございます。
今回も期待を裏切らずに済んで嬉しく思います(笑)
シラフだったらそこまでしたかどうかは微妙ですが、結婚式故少しお酒が回っていたがためにこんなことになりました。あやうく主旨を忘れるところでした(笑)

投稿: いかさま | 2013/10/01 22:36

>tutatyanさん
いつもありがとうございます。
この土下座写真は貴重です。家では一切このようなことはいたしませんし、仕事の上でも18年間で1度だけです(笑)

大学時代の仲間たち、それぞれに風貌は変わったり変わらなかったり、あるいは変わり果てたりと様々ですが(笑)、「やるぞやるぞ、土下座やるぞ」と密談で盛り上がり始めたあたりからは、完全に20歳そこそこに逆戻りでした(笑)

投稿: いかさま | 2013/10/01 22:38

>poemさん
いつもありがとうございます。

この年になるとブラックスーツも喪服としての出番の方が圧倒的に多くなりますので、お祝い事で袖を通すとなると、やはり気分がよいです。

大正モダンの造形をよく残し、荒れ狂う昭和の歴史を見守ってきた建物の深みが非常によく感じられますね。きらびやかな近代ホテルやレストランウェディングもいいけれど、こうした場所での結婚式も味わい十分でした。

ちなみに私が就職活動で内定直前まで残った某銀行は、今から15年ほど前にお家とりつぶしとなり、現存しません。

投稿: いかさま | 2013/10/01 22:46

>ミナゾウさん
いつもありがとうございます。

土下座と式本編には何の因果関係もないのですが(笑)、楽しかったことは間違いありません。いい仲間たちに恵まれたと思います。

20年ないし30年たって集まったとき、この写真の話題になったら、おそらくみんなドラマのタイトルすら思い出せないことでしょう。事と場合によっては、さっき食べた食事のことさえ忘れてしまうような歳になっているでしょうから。

投稿: いかさま | 2013/10/01 22:49

まだ最終回見てませ〜ん(録画はしてありますけど)
その前にやっていた今までのダイジェスト版だけ見て満足しています

うちの奥ちゃまは
いかさまさんと私(奥ちゃま)は
「倍返ししてやる!」って
人前で平気に口に出せる人間だと申しておりましたけど(笑)

投稿: buzzっち | 2013/10/02 06:20

>buzzっちさん
いつもありがとうございます。
あまり必要以上にしゃべるとネタばらしになるので、気をつけねばいけませんね(笑)

奥様の着眼点は素晴らしいと思います。
ただ、私はまだ血気盛んな若造の頃に、勢い余って上司に暴言を吐き、しばらく干される羽目になって以降、猫という名のかぶり物をまとって生活していることを申し添えておきます。

投稿: いかさま | 2013/10/02 22:41

こんにちは^^
記事は昨日拝見しましたが、微熱でぼ~っとしていて
コメどころではありませんでしたので。。。
もう、大丈夫ですのでご心配なく。
さて、最も旬な場所で、最も旬なポーズの面々。
新郎新婦の姿もみえず、本当に結婚式の集まりだったの?
という素朴な疑問が残りましたが(笑い)

投稿: ターコイズ | 2013/10/04 08:23

>ターコイズさん
いつもありがとうございます。
読んでいただいている、それだけで嬉しく思います。

本当に、まったく期せずして、旬な場所での集まりとなってしまいました。こういうところで流行に乗りに行くあたり、まだまだアラフォー、気分は若手なのかな、と思っています。

そう言いながらも、年齢とともにそれなりの配慮は働くようになるらしく(笑)、披露宴がお開きとなり、新郎新婦が招待客のお見送りに出た後で、ヒッソリとやっております。決して新郎新婦そっちのけ、ではありません(笑)

投稿: いかさま | 2013/10/05 22:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人気ドラマの聖地へ:

« 2013夏・関西鉄道乗りつぶしの旅【18】例によって総括 | トップページ | 山崎豊子氏を悼む »