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2014/12/23

2015年JRダイヤ改正の光と影【1】北陸新幹線の延長開業

 JR各社の2015年3月14日ダイヤ改正の概要が発表された。

 今回の改正の目玉は大きく3点ある。各社のプレスを読み込んでみると、新規開業など華やかな「光」の裏側に、あまり大きく報じられない「影」が潜んでいることに気付く。

1.寝台特急「北斗星」の廃止
 以前からマスコミではかなり盛んに報じられていたが、今回公式発表された。これについては以前の記事でも触れているので詳細を省く。翌々年に控えた北海道新幹線の開業が「光」であるとすれば、これは間違いなく「」である。だが、影の割には各種マスコミで大きく報道されているのが、ブルートレインへの惜別への情のあらわれだとも言える。

2.北陸新幹線(長野-金沢)延長開業
 今回の改正の最大の目玉。32年前の上越新幹線に続き、2本目の新幹線が日本海側に伸びる。
 東京-金沢間は、朝夕を中心に10往復運転される速達タイプの「かがやき」で最速2時間28分。現状より1時間23分の短縮となる。直通列車は、停車駅の多い「はくたか」14往復と合わせ、計24往復。この他に区間運転の「あさま」(東京-長野)・「つるぎ」(富山-金沢)が走る。
 新幹線の開業により、接続する在来線の特急列車も、「しらゆき」(新井・上越妙高-新潟)、「ダイナスター」(福井-金沢)、「能登かがり火」(金沢-和倉温泉)などが登場する。

 北陸新幹線の延長開業の「」の部分は、並行在来線の分離である。JR信越本線(長野-直江津)、北陸本線(金沢-直江津)は、各県ごとに第三セクター鉄道に移行する。長距離移動の旅客をごっそり新幹線に持って行かれる第三セクター鉄道は、これまでの例からもかなりの苦戦が予想される。

 もうひとつの「」、私は個人的にこちらの方が気にかかるのだが、同じく第三セクターの北越急行の今後である。これまで上越新幹線から北陸地方へ旅客を送り込むことに専念してきた北越急行は、この日を境に特急列車が走らない地方ローカル鉄道に転落する。
 特急列車の通過収入で稼いできた北越急行では、新幹線開業後を見据えて多額の積立金を設けており、向こう20年間は廃止しないでサービスを提供できるとしているが、そもそも並行在来線区間と比べても沿線人口が格段に少ない地域でもあり、今後の行方が注目される。


ちょっと長くなりそうなので、続く。


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