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2016/03/15

43歳・初沖縄【3】家族でシュノーケリング体験

Okinawa3 沖縄まで行くとなれば、海に入りたいのが自然な願望であるが、今回季節は3月初旬で、日中の気温は20度台前半、北海道で言えば6月上旬くらいに相当する。海水浴場の海開きは、大半のところで4月である。
 そうした中にあって、ダイビングシュノーケリングはほぼ1年中体験することができる。小学生はダイビングはできないので、シュノーケリングをすることになった。子供たちはもちろん初めてだが、私と嫁は記憶にある限り、今から15年半前、新婚旅行先のマレーシア、パンコール・ラウ島で経験して以来のことである。


 ダイビング・シュノーケリングの有名なスポットのひとつが、恩納村・真栄田岬にある「青の洞窟」。ここへボートで向かい、シュノーケリングを体験するコースが、ガイドブックでも数多く紹介されている。
Dscn5329 そのうちのひとつ、読谷村の残波岬近くにある「マリンサポート・タイド・残波」で、4日13時出発のコースを、前日に電話で予約しておいた。予約の際、天候や波の関係で、青の洞窟にたどり着ける確率は五分五分、行けなかった場合は別のポイントでの体験となるが返金はないと説明される。所要時間は約2時間で、料金はひとり3,480円である。
 最低限水着だけ自分で用意すれば、一部保証金(返金あり)を伴うものの、あとは水中カメラに至るまですべて貸してくれる。持参のSDカードも使用可能である。


 受付後、更衣室で水着姿になり、配られたウェットスーツに身を包む。我が家族のほかにもう1組の家族が、店舗の横の倉庫のようなところで、水中眼鏡やシュノーケル、ライフジャケットなどの使い方のレクチャーを受け、バスに乗り込んで漁港とおぼしき船着場まで移動する。


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 ボートに乗って沖へ出ること5分ほどでポイント到着。今日は青の洞窟を目指すことができるようである。装備を確認して、まずは恐る恐る海へ入り、先導のお兄さんが持つ浮き輪のロープにつかまる。ライフジャケットのおかげで体は水面に浮くようになっている。あとはコツを教わりながら泳ぐだけ。足ヒレの使い方と口呼吸がポイントだが、このところ水泳をしているせいか、わりあいに抵抗はない。ただし、水中のせいで、姿勢と位置の制御が難しい。カメラを構えては見るが、なかなか気に入った構図にならない。


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 それでも水中を覗き込んでみると、明るく透明なエメラルドグリーンの水の底の様子が良く見える。普段見慣れない色鮮やかな魚が行き来する光景は、まさしくCR海物語のそれである。マリンちゃんもサムも出てこないが、その代わりに海底をゆっくりと進むダイバーの姿が見えた。これも楽しそうである。


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 さて、お目当ての「青の洞窟」は、真栄田岬の断崖の下に位置する、奥行き30mほどの洞窟。海に太陽の光が反射して洞窟自体が青く浮かび上がるのが売りのようだが、時間帯と天候のせいか、そこまで幻想的な雰囲気にはならなかった。けれども薄暗い洞窟の入口からかすかに光が差し込み、エメラルドグリーンの海をいっそう引き立たせる様子は美しい。姿勢のせいで写真がうまく撮れていないのが残念である。


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 洞窟付近で熱帯魚への餌やり体験などもして、おそらく正味1時間に満たないシュノーケリング体験は終了、船の上に上がる。水の中にいるときはあまり感じなかったが、水から上がると少々肌寒い。嫁を見ると唇が藤木君ばりに紫色になっている。
 私はというと、小便がしたくて仕方がない。けれどもボートが船着場につくまでは5分ほどかかる。下の坊主も「おしっこ、おしっこ」と大騒ぎしている。こちらはどうやら我慢できなくなったらしく、ほどなく係の人に支えられて、ウェットスーツを半身脱いで船の縁から海に向かって放尿している。ブリュッセルの小便小僧を髣髴とさせる雰囲気で、こちらだけでなく青の洞窟へこれから向かうすれ違いの船の客からも一身に注目を浴びている。


 どうせ漏らすんなら海の中で漏らしておけばよかった、と激しく後悔しはじめた頃、船はようやく出発点の船着場に戻った。教えてもらったトイレへ一目散に走って用を足す。破裂寸前の膀胱の救出に成功し、ひと安心してトイレから出ると、ウェットスーツを脱いでむき出しになった上半身を昼下がりの暖かい空気が包んだ。


Dscn5331 シュノーケリング体験のあと、車で真栄田岬へ立ち寄り、「青の洞窟」付近を上から眺めてみた。断崖には階段が取り付けられており、慣れたダイバーならばここから海に入って直接「青の洞窟」を目指すこともできる。
 海上には、何隻もの船と、その周辺に浮かぶウェットスーツの人々の姿があった。つい先ほどまでの自分たちの姿である。


 
続く。




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コメント

息子が夏休みに沖縄のダイビングショップで
アルバイトしていたらしいですが、
そういうお客さんのお手伝いをしていたんでしょうかねぇ
そういうことを想像しながら
読ませていただきました

投稿: 瑠璃 | 2016/03/16 22:36

青の洞窟の4人そろった写真が楽しい~!
エメラルドグリーン、鮮やかすぎます^^/

投稿: キハ58 | 2016/03/16 23:46

こんばんは。沖縄いいね~ご夫婦のラブ度もかなり上がりそうですね。私にとって沖縄は思い出深い場所です。あの沖縄の青い海の中で今のダンナ様と結婚しようとお互いに決めましたね。婚前旅行で行ったのでビーチとホテルのプール以外は外出せず、全く観光していません、何をしていたかはご想像にお任せするとして、当時の熱い気持ちを思い出しつつ読ませて頂いてます。
新婚当初に手をつなぎ出勤してたらダンナ様のお友達に駅で出会ってブーイングされたりとか今思うとかなりバカップルだったかもな自分が懐かしい今日この頃です。では。

投稿: poem | 2016/03/18 00:02

沖縄でのシュノーケリング、いいですね!
私も、タイにいた頃、途中でシュノーケリングの楽しさを知り、少しだけやりましたが、天気(特に波)にあまり恵まれず、まだまだやってみたいと思っています。
タイに行くのは少し遠いので、ぜひ、近いうちにシュノーケリング行きたいと思っています。

投稿: Khaaw | 2016/03/20 08:42

瑠璃さん、いつもありがとうございます。
お返事が遅れまして申し訳ありません。
こういうところでアルバイトできる息子さん、「海の男!」という感じなのでしょうか。きっと文武両道のたくましい息子さんなのでしょうね。
船の上から子供におしっこさせたことはないか、今度聞いてみてください(笑)

投稿: いかさま | 2016/03/22 02:42

キハ58さん、いつもありがとうございます。
お返事が遅れまして申し訳ありません。
つたない写真であまり上手く伝えられないのですが、実物はこれよりもずっと鮮やかな色でした。天気はそれほどでもなかったのですが、やっぱり沖縄ですね。

投稿: いかさま | 2016/03/22 02:43

poemさん、いつもありがとうございます。
お返事が遅れまして申し訳ありません。
そうですか、沖縄で結婚を決意された。それは思い出深い場所ですね。観光しないで何をしていたか詮索するほど下世話ではないつもりではありますが、まあ想像と大差ないということでよろしいでしょうか(笑)
poemさんのブログのスキーの話といい、ラブ度で言えば我が家のかなり上を行っていますね。

投稿: いかさま | 2016/03/22 02:48

Khaawさん、いつもありがとうございます。
私はこうしたスポーツはあまり積極的にチャレンジする方ではないのですが、いざやってみるとけっこう楽しんでしまうタイプです(笑)できることならもう一度、今度はもう少し暖かく、天気のいい日に、と思わせる、楽しい体験でした。

投稿: いかさま | 2016/03/22 02:59

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