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2020/02/11

令和最初のひとり旅【支線3】京都鉄道博物館へ その3

 これまでの経過はこちら。

 【本線1】 【本線2】 【本線3】 【本線4】 【支線1】 【支線2】
 


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 京都鉄道博物館は、鉄道車両の展示以外にもさまざまなアトラクションが用意されている。そのうちのひとつが運転シミュレーターである。大宮の鉄道博物館のような本格的な車両型のものではなく、どちらかと言えば「電車でGo!」に近いような雰囲気だが、その分たくさんの機械が用意され、多人数が体験できるようになっている。当然私も体験してみたが、オーバーランを繰り返し、運転士としては落第のようである。やはり列車は客席に揺られているに限る


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 展示物の中で面白かったのは、比較的最近までお目にかかることのできた、鉄道がらみのちょい懐かしの設備。
 例えば駅の発車案内表示器、いわゆる「パタパタ」である。「ザ・ベストテン」のランキングボードにも使われていたりしたが、LED式の発車案内が主流になって、すっかり見かけなくなった。実際に操作することもでき、これまたアナログなボタンを押すと「パタパタパタパタ…」というせわしない音とともに表示が変わった。
 昨今では当たり前になった自動改札の風景も、そういえば昔はこんな感じだったなあ、と思い出す。


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 列車の中の設備では、新幹線や特急列車のデッキに必ずあった冷水器。ぺったんこの紙コップを広げて冷たい水が飲めた。自動販売機の普及もあって今では全くお目にかからない。最近では列車内の自動販売機も見かけなくなった。食堂車どころか車内販売もなくなった昨今、コンビニや売店で飲食物を買ってから乗車するのが当たり前のご時世である。
 車内のトイレもかつては和式ばかりで、便器の穴は直接地面につながっていた。トイレの入口には「停車中は使用しないでください」という表示があった。それも道理で、停車中にご奉仕すれば、列車が去った後、駅のホームからブツが丸見えになる


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 鉄道博物館にはつきものの巨大ジオラマももちろんあり、多様な列車が手の込んだジオラマの中を走り回る様は、大人が見ても子供が見ても楽しいものである。
 その一方で、3階のホールでは、特別企画らしい鉄道模型の実演が行われていた。こちらはNゲージと呼ばれる、巨大ジオラマよりも一回り小さな模型で、どこかの大学の鉄道研究会あたりの人たちが、車両を手に取りながら一生懸命説明している。その専門的な風情たるや私も辟易するほどで、大人の装いをした子供の集団である。ここまでくると子供はもちろん、大人でも一般の人は少ない。


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 本館の3階から展望デッキへ出ると、目の前を東海道本線や新幹線の線路が走り、遠くに京都の町と東寺の五重塔の姿が見える。付近の列車の位置が確認できるモニターもあり、その表示の接近に合わせて列車が目の前を駆け抜けていく。N700系新幹線から新快速電車、特急電車、貨物列車とバラエティに富んでおり、見飽きることがない。時間があれば1時間でも2時間でも居続けられる自信がある。展示という歴史の中の鉄道と、今を走る生きた列車の融合が、京都鉄道博物館の最大の魅力かもしれない。


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 古い歴史を持つ旧二条駅舎が移築された出口を出て、私はバス停から阪急桂駅までバスに乗り、阪急電車に乗り換えた。たまたまやってきた列車が、車内を和風に彩った「京とれいん雅洛(がらく)」。混雑していて座ることができなかったが、懐かしい鉄道風景から変わり種の列車まで存分に堪能できた半日になった。時刻は18時を過ぎ、阪急中津駅での友人との待ち合わせにはちょうどいい時間になっていた。


 続く。


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